仲間とかかわり合いながら,運動が「わかる」「できる」,学びを「いかす」授業の創造(3) : 「ゴール型」ゲームの空間認知力の育成に着目した授業づくり

学部・附属学校共同研究紀要 40 号 201-206 頁 2012-03-26 発行
アクセス数 : 1527
ダウンロード数 : 1064

今月のアクセス数 : 7
今月のダウンロード数 : 6
ファイル情報(添付)
AnnEducRes_40_201.pdf 599 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
仲間とかかわり合いながら,運動が「わかる」「できる」,学びを「いかす」授業の創造(3) : 「ゴール型」ゲームの空間認知力の育成に着目した授業づくり
タイトル ( eng )
To create lessons of learning advantage for the children to be able to understand and do excercise by involving friends.
作成者
佐伯 育伸
藤原 由弥
小早川 善伸
収録物名
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
40
開始ページ 201
終了ページ 206
収録物識別子
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
抄録
本研究は,子どもたちが運動の仕方が「わかる」こと,運動技能をのばし「できる」ようになること,さらに,学習したことを「いかす」ことで学びを広げ,運動に親しむと共に,その楽しさを味わうことができるようにするため,ボール運動における「ゴール型ゲーム」に着目し,授業研究を行ったものである。特に,ゴール型ゲームに必要な能力を空間認知力(ゲーム場面において自分がおかれている状況を的確に分析して把握し,適切な動きかを瞬時に決定する能力)と設定した。子どもたちはパスを回して相手コートにボールを運んだり,ノーマークでシュートをしたりできる有効な空間に気づいたりして,それを生かした作戦や動き方について考え,理解することができるようになった。研究を進めていく中で,「空間認知力」はボールを持っているときと持っていないときの両方に必要な力であること,また,「空間認知力」を発揮するには,合わせてボール操作技能も段階を追って育成していかなければならないということが明らかになった。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
発行日 2012-03-26
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679