環境センサーデータを活用した,環境学習教材の研究(4) : 二酸化炭素データを用いた,理科学習の可能性

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ファイル情報(添付)
AnnEducRes_40_95.pdf 404 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
環境センサーデータを活用した,環境学習教材の研究(4) : 二酸化炭素データを用いた,理科学習の可能性
タイトル ( eng )
Research of Environment education materials applied with environment sensor data (4) : Study of science education using carbon dioxide data
作成者
古瀬 健太郎
吉富 健一
収録物名
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
40
開始ページ 95
終了ページ 98
収録物識別子
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
抄録
本研究は,小学校・中学校での二酸化炭素の振る舞いに関する考察を軸とした環境学習における効果的な気象センサーデータの活用法と意義について検討することを目的とするものである。小学校と中学校で,可搬型のCO2センサーと屋外設置型のCO2センサーを用いた授業を行い,児童・生徒の反応から教材や教授方法の有効性を検討したところ,次の2点が明らかになった。①小学校児童の反応から,大気中の二酸化炭素濃度の変動に関する知識を習得するために,自分たちで収集したデータを用いても,他者が収集したデータを用いても,学習効果は変わらないのではないかと思われる。②中学校生徒の反応を見ると,事前に可搬型センサーを用いて生徒自らが身の回りの測定を行うことで,科学的根拠を見出し,それらの不確実な点を指摘することができたようである。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学学部・附属学校共同研究機構
発行日 2012-03-26
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679