教育実習の評価のあり方の改善について(5) : 数学科における教材研究の評価の枠組み

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 40 Page 41-46 published_at 2012-03-26

アクセス数 : 1365 件

ダウンロード数 : 502 件

今月のアクセス数 : 8 件

今月のダウンロード数 : 5 件

この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/32620

File	AnnEducRes_40_41.pdf 866 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )	教育実習の評価のあり方の改善について(5) : 数学科における教材研究の評価の枠組み
Title ( eng )	A Study on teacher training for mathematics education (5) : A framework for evaluating the study of teaching materials in mathematics
Creator	Tominaga Kazuhiro Inoue Yoshifumi Hashimoto Mitsugu Aotani Akihiro Itazaki Shinichi Kawakubo Kouichi Kawasaki Yuko Kida Hideaki Sunahara Toru Moriwaki Masayasu Imaoka Mitsunori Koyama Masataka Shimomura Tetsu Kageyama Kazuya
Source Title	学部・附属学校共同研究紀要 THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue	40
Start Page	41
End Page	46
Journal Identifire	[PISSN] 1346-5104 [EISSN] 2435-9041 [NCID] AA11551679
Abstract	本研究は,中学校・高等学校数学科の教育実習をより効果的で意義あるものとするために,附属学校での実践の分析を通して,教育実習の評価の改善を目指すものである。今年度は,実地指導に先立って教育実習生から提出される学習指導案に関する問題点を分析することを通して,学習指導案を作成する過程での教材研究の困難性を抽出し,それをもとに教材研究を評価する枠組みを構築した。そして,その評価の枠組みに照らして教育実習生の教材研究に関する評価・支援の事例的検証を行った。教材研究を評価・支援する際に,この評価の枠組みを利用することによって,教育実習生と指導教員の双方にとって問題意識が明確に共有化され,学習指導案の改善に効果的に作用することが明らかになった。さらに,この評価の枠組みが,指導者としての授業の経験のない教育実習生に1つの授業を組み立てるために必要な教材研究の視点を与えることから,大学での実習前指導や教育実習オリエンテーションにおいて,効果的に活用できる可能性をもつことも示唆された。
NDC	Education [ 370 ]
Language	jpn
Resource Type	departmental bulletin paper
Publisher	広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued	2012-03-26
Publish Type	Version of Record
Access Rights	open access
Source Identifier	[ISSN] 1346-5104 [NCID] AA11551679