帰国子女のホスト国適応と母国再適応 : アメリカからの帰国子女 <資料>
広島大学心理学研究 Issue 11
Page 295-302
published_at 2012-03-31
アクセス数 : 1579 件
ダウンロード数 : 1403 件
今月のアクセス数 : 4 件
今月のダウンロード数 : 6 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/32401
File |
HPR_11_295.pdf
863 KB
種類 :
fulltext
|
Title ( jpn ) |
帰国子女のホスト国適応と母国再適応 : アメリカからの帰国子女 <資料>
|
Title ( eng ) |
Kikokushijo's host country adjustment and home country re-adjustment : Kikokushijo from America
|
Creator |
Kojima Nanae
|
Source Title |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
|
Issue | 11 |
Start Page | 295 |
End Page | 302 |
Journal Identifire |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
|
Abstract |
ホスト国適応に比べて母国再適応の難しさを指摘する先行研究に反して,小島・深田(2011)の帰国子女研究では,滞在中のホスト国適応に比べて,帰国後の母国再適応が容易であったことが示された。この結果は,帰国後の適応プロセスを考慮したとき,帰国してからの母国での生活期間(滞在期間)が約18年と長いことによる影響ではないかと推測された。そこで,本研究では,帰国後の母国での生活期間を統制するため,帰国後の母国での滞在期間が比較的短い(約5年)帰国子女を対象に,帰国子女の適応と適応の規定因について再検討した。その結果,滞在中のホスト国(アメリカ)適応と帰国後の母国(日本)再適応に差はみられなかった。本研究の結果と先行研究の結果の間接的な比較から,帰国後の母国での生活期間の長さは,帰国後の母国再適応に影響している可能性が示唆された。
|
Keywords |
ホスト国適応
母国再適応
帰国子女
|
NDC |
Psychology [ 140 ]
|
Language |
jpn
|
Resource Type | departmental bulletin paper |
Publisher |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
|
Date of Issued | 2012-03-31 |
Publish Type | Version of Record |
Access Rights | open access |
Source Identifier |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
|