大学生の心理カウンセラーへの援助要請意図モデルの検討 : 援助要請不安,援助要請期待及び援助要請意図の関連 <論文>

広島大学心理学研究 Issue 11 Page 215-224 published_at 2012-03-31
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File
HPR_11_215.pdf 1.26 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
大学生の心理カウンセラーへの援助要請意図モデルの検討 : 援助要請不安,援助要請期待及び援助要請意図の関連 <論文>
Title ( eng )
Examining a model of college students' intention of seeking counseling: relations among college students' concerns on seeking counseling, expectations on seeking counseling, and intention of seeking counseling
Creator
Nakaoka Chiyuki
Kodama Kenichi
Source Title
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
Issue 11
Start Page 215
End Page 224
Journal Identifire
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
Abstract
本研究の目的は,援助要請不安,援助要請期待,悩みの程度および援助要請意図の関連を共分散構造分析を用いて,定量的・構造的に明らかにすることであった。悩みの存在が,援助要請不安および援助要請期待に影響を及ぼし,さらに,その2変数が援助要請意図に影響を及ぼすと仮定するモデルを構成し,共分散構造分析による解析を行った。その結果,援助要請不安と援助要請意図との間に直接の関連は見られず,悩みの存在が,援助要請意図に影響を及ぼしていること,悩みの存在が,援助要請期待を誘発し,援助要請意図に影響を及ぼしていること,援助要請不安は,援助要請期待を介して,援助要請意図に影響を及ぼしていることが示唆された。これらの結果から,援助要請期待を高める心理教育が,サービスギャップ克服のために有効であることが示された。
Keywords
援助要請不安
援助要請期待
援助要請意図
悩みの程度
NDC
Psychology [ 140 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
Date of Issued 2012-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129