算数学習における理解過程に関する研究(X) : 第5学年における「面積」の概念形成を中心に

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 38 Page 367-373 published_at 2010-03-31
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File
AnnEducRes_38_367.pdf 1.47 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
算数学習における理解過程に関する研究(X) : 第5学年における「面積」の概念形成を中心に
Title ( eng )
Research on the process of understanding in elementary school mathematics learning (X) : Focusing on fifth graders' conception of area
Creator
Yamaguchi Takeshi
Asakawa Yoshiko
Source Title
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue 38
Start Page 367
End Page 373
Journal Identifire
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
Abstract
本研究は, 子どもが算数を学習していく際の理解過程を, 理論的・実証的に解明しようとするものである。数学的概念や原理・法則などを理解するということは, 本質的には, 個々の子どもの心的活動であり, それは複雑で力動的な過程である。他方, 教室で行われる算数の学習においては, その理解過程は子どもと教師, 子ども同士の社会的相互作用の影響を受けるものである。そこで, 本研究では, 算数学習における理解過程を, これら個人的側面と社会的側面の両面を視野に入れて解明しようとするものである。本年度は, 継続研究の10年目にあたり, 新しい教育課程の創造を視野に入れ, 理論的研究として算数教育における理解に関する文献研究を継続するとともに, 実証的研究として, 小学校第5学年の児童が「面積」の学習において, 自ら図形をつくりながら, その求積方法を創造していく過程で, 基準となる面積をどのように見ていくかという理解過程を実証的に解明したものである。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued 2010-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679