青年期における愛着スタイルと母子イメージとの関連 : 質問紙と母子画を用いての検討 <論文>
広島大学心理学研究 9 号
191-206 頁
2010-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
青年期における愛着スタイルと母子イメージとの関連 : 質問紙と母子画を用いての検討 <論文>
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タイトル ( eng ) |
The relations between attachment style in adolescence and mother-and-child image : Through an analysis of using questionnaire and mother-and-child drawings
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作成者 |
岡林 睦美
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収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
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号 | 9 |
開始ページ | 191 |
終了ページ | 206 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
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抄録 |
内的作業モデル(Internal Working Model: IWM)は, Bowlby(1973 黒田他訳 1977)の提唱した概念であり, 愛着関係の基盤としてはたらく対人認知パターンであり, 対象関係パターンである。IWMは, 自分は他者に愛される価値を持つかという自己のIWM(見捨てられ不安), 他者は自分を受容してくれるかという他者のIWM(親密性回避)の2次元から捉えられ, そのバランスによってIWMの性質の違いを, 愛着スタイルとして類型化しうる。本研究では, 不安定な愛着スタイルの変容に資する観点として, 現在から過去経験を捉え直す臨床心理学的観点を基本とした。第1研究では, 青年の愛着スタイルと想起される幼少期の母子イメージとの関連を質問紙によって検討し, 第2研究では, 愛着スタイルの特徴を, 母子画に表現される母子イメージに含まれる無意識的観点の特徴として質的に検討した。その結果, 見捨てられ不安は, 無意識的には自他を「見出す」ことを求めるが, 良いイメージのみを見ることで安定を保とうとする心的働きが示唆され, 親密性回避は, 他者との関わりを回避する中で, 回避して向き合い難い面が存在することに葛藤する心的働きが見られた。
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著者キーワード |
内的作業モデル
愛着スタイル
母子画
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NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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発行日 | 2010-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
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