悪質商法と詐欺に対する大学生の警告接触経験 <論文>

広島大学心理学研究 9 号 61-70 頁 2010-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
悪質商法と詐欺に対する大学生の警告接触経験 <論文>
タイトル ( eng )
Prior warning-experience with malicious business and fraud among university students
作成者
石井 里絵
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
9
開始ページ 61
終了ページ 70
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
悪質商法や詐欺に対する被害防止のために警告が有効な手段であるかどうかを検討することを目的とした。834名の大学生を対象とした調査を実施し、752名から有効回答が得られた。キャッチセールス(悪質商法)と架空請求(詐欺)に対する遭遇経験者のうちの約40%が警告に接触した経験を持っていた。そして、商品の購入や金銭の支払いを判断する際に、警告を考慮した程度は高く(考慮度: 1~4点で平均357と3.50)、警告が被害を防ぐのに役だったと感じた程度は高かった(効果度: 1~4点で平均3.07と3.57)。虚偽説得に対する防御技法としての警告の有効性が実証された。
著者キーワード
キャッチセールス
架空請求
警告接触経験
大学生
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2010-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129