摂食障害及び摂食障害傾向における家族関係研究の動向と展望 <論文>

広島大学心理学研究 8 号 77-87 頁 2009-03-31 発行
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タイトル ( jpn )
摂食障害及び摂食障害傾向における家族関係研究の動向と展望 <論文>
タイトル ( eng )
A review and some considerations of studies in family relationships of eating disorder and eating disorder tendency
作成者
奥出 紗史美
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
8
開始ページ 77
終了ページ 87
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究では, 摂食障害及び摂食障害傾向における家族関係に関する研究を概観し, 今後の研究の展望と課題について考察することを目的とした。まずはじめに, 摂食障害臨床群の家族に関する症例研究と, 実証研究について概観し, 摂食障害における家族病理に関する知見をまとめた。さらに, 摂食障害の非臨床群である一般の青年の, 摂食障害傾向と家族関係との関連について検討した研究についてまとめ, 非臨床群の家族研究に関する課題を整理した。さらに, 非臨床群の摂食障害傾向と家族関係との関連について検討する手法として, 動的家族画をとりあげ, その方法論における特徴と, 臨床群に対して実施された描画研究の知見についてまとめた。その上で, 非臨床群の摂食障害傾向と家族関係との関連を検討するにあたって, 動的家族画を用いる意義について論じた。
著者キーワード
摂食障害
摂食障害傾向
家族関係
動的家族画
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2009-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129