Wigner-Witmer相関則の導出
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
Wigner-Witmer相関則の導出
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作成者 | |
抄録 |
分子を構成している各原子のterm(項) から,分子がとりうる電子状態のtermを決定するための原理である構成原理(building-up principle)は,G. Herzbergが著した,分子分光学のバイブルとも呼べる"Molecular Spectra and Molecular Structure"と題する3冊のテキスト(I~III)のうちの2冊(第I巻と第III巻)に詳しく説明されている。異核の2原子からなる2原子分子のterm決定に戸惑う部分はないが,等核2原子からできる2原子分子のterm決定においては"超"難解な点が存在する。たとえば,同種原子の同電子状態(^3S+^3S) からなる2原子分子のtermが,^1Σ^+_g,^3Σ^+_u,^5Σ^+_gになることが第I巻,p. 321のTable 28に記されているが,なぜ,スピン多重度ごとに反転対称性(g, u対称)が異なるのかわからないという疑問が発生する。Herzbergのテキストには,理由が「Wigner-Witmer相関則によって」と書かれているのみで,論理的な根拠や解説は述べられていない。本書は,分子分光学や量子化学の分野において基本的な重要事項の1つであるにもかかわらず,原理や導出に関する解説がほとんど行われることなく,最終結果だけが引用(利用)されてきたWigner-Witmer相関則を正確に理解するために書かれた monographである。
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著者キーワード |
Wigner-Witmer相関則
Building-up principle
構成原理
Term
等核2原子分子
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内容記述 |
第4版第18刷
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NDC分類 |
化学 [ 430 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 図書 |
出版者 |
漁火書店
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権利情報 |
Copyright (c) 2023 Author
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アクセス権 | オープンアクセス |
日付 |
[作成日] 2023-10-01
[作成日] 2018-04-18
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収録物識別子 |
第4版第8刷(2008)
第4版第12刷(2008)
第4版第16刷(2013)
第4版第17刷(2018)
[URI] http://home.hiroshima-u.ac.jp/kyam/pages/results/monograph/
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