A Study on the Use of Stance Forms by Japanese EFL Learners in Discursive and Descriptive Writing

広島外国語教育研究 10 号 145-158 頁 2007-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( eng )
A Study on the Use of Stance Forms by Japanese EFL Learners in Discursive and Descriptive Writing
タイトル ( jpn )
日本人英語学習者の散文的・描写的ライティングにおけるstance formsの使用に関する研究
作成者
Fordyce Kenneth
収録物名
広島外国語教育研究
Hiroshima Studies in Language and Language Education
10
開始ページ 145
終了ページ 158
収録物識別子
[PISSN] 1347-0892
[NCID] AA11424332
抄録
本研究は、日本人英語学習者のライティングにおける「認識的立場(ある命題・状況の確実性に関する書き手の査定判断)」を表す語彙・文法形式の使用の特徴を考察しようとするものである。中級レベルの学習者が与えられた条件の下で書いた、描写的エッセイ(descriptive essays)67個と散文的エッセイ(discursive essays)41個をデータとして、これら2種類の作文に見られる「認識的立場」に関わる表現を比較した。さらに、散文的エッセイについてはLOCNESS(Louvain Corpus of Native English Essays)を用いて英語母語話者によるこれらの表現の使用と比較した。分析の結果から、日本人学習者は両タイプのエッセイにおいて様々な「認識的立場」に関わる表現を使っていることが分かったが、一方'I think'を多用し'seem' 'must'などの表現は限られた方法でしか使わないことが明らかになった。このことは、第二言語学習者にとって「認識的立場」に関わる表現は習得がより困難な領域である、という先行研究を支持する結果となった。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
英語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学外国語教育研究センター
発行日 2007-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-0892
[NCID] AA11424332