母性理念の構造に関する検討 : 母性理念質問紙の分析を通して

広島大学心理学研究 7 号 315-323 頁 2008-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
母性理念の構造に関する検討 : 母性理念質問紙の分析を通して
タイトル ( eng )
An investigation into the conceptual structure of the idea of motherhood : Through an analysis of the idea of motherhood questionnaire
作成者
村上 智美
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
7
開始ページ 315
終了ページ 323
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
花沢(1979)は、母性理念とは、女性の母性意識に基づく妊娠・分娩・育児への態度と価値観であるとし、伝統的な母親役割に関する「母性意識」を肯定するか否定するかという態度を測定する母性理念質問紙を作成している。花沢の考えに基づけば、「母性理念」の概念構造は1因子構造で、伝統的な母性意識を否定する態度を測る項目は、肯定する態度を測る方向に対する逆転項目として抽出されると考えられる。本研究で、花沢の母性理念質問紙をもとに、因子分析をおこなったところ、花沢が想定した1因子構造ではなく、第1因子「伝統的母親理念」と第2因子「子依存的母親理念」の2因子からなる構造であることが確かめられた。
著者キーワード
母性
母性意識
母性理念
母性理念質問紙
因子分析
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2008-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129