AIDS教育用印刷教材の効果(1)

広島大学心理学研究 Issue 7 Page 273-289 published_at 2008-03-31
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File
HPR_7_273.pdf 12.2 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
AIDS教育用印刷教材の効果(1)
Title ( eng )
Effects of printed teaching material for AIDS education (1)
Creator
Takamoto Yukiko
Fukada Seiko
Source Title
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
Issue 7
Start Page 273
End Page 289
Journal Identifire
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
Abstract
本研究は、エイズ教育用印刷教材である日本学校保健会(2003)のパンフレット「AIDS 正しい理解のために高校生用エイズ教育教材」の効果を分析することを目的とした。実験計画は、1要因2水準の実験参加者間計画であり、本質的には事後測定法であった。すなわち、実験群は、パンフレットを読みながら、また読んだ後に質問紙に回答し、統制群は、パンフレットを読まずに、質問紙に回答した。115名の大学生の実験参加者は、実験群と統制群のどちらかに無作為に配置された。統制群における従属変数の分析から、ベースラインである初期反応には、36変数中23変数に性差が存在することが見出された。実験群と統制群の間には、35変数中5変数にのみ有意差が見られ、パンフレットの効果は限定されることが分かった。なお、パンフレットの効果に関する性差も顕著でなかった。
Keywords
AIDS教育
印刷教材
効果分析
NDC
Psychology [ 140 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
Date of Issued 2008-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129