母親の被養育経験が子どもへの養育態度に及ぼす影響
広島大学心理学研究 7 号
207-225 頁
2008-03-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
母親の被養育経験が子どもへの養育態度に及ぼす影響
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タイトル ( eng ) |
The influence of mothers' experience in being brought up on her parenting attitudes to her children
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作成者 |
木本 美際
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収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
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号 | 7 |
開始ページ | 207 |
終了ページ | 225 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
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抄録 |
本研究は、一般の母親を対象に虐待の実態を把握し、虐待の世代間連鎖率と連鎖の抑止要因を検討することを目的とした。質問紙調査においては、一般の母親においてもかなりの高率で虐待の世代間連鎖が生じており、虐待の発生防止には、夫の育児サポートおよび夫との関係が重要であることが示された。また、虐待の世代間連鎖を抑止する要因には、サポート資源の豊富さも重要である可能性が示唆された。面接調査では、被虐待経験の有無により、被養育経験の捉え方、および親イメージが大きく異なることが示された。虐待の世代間連鎖が生じている人は、育児へのサポートが少なく、また親から依存欲求を満たしてもらえなかったために子どもとの間に役割逆転が生じていた。連鎖が生じなかった人は、子ども時代に親以外の大人との情緒的交流を持つことができていたために、葛藤を子ども時代に解消できていたことが示唆された。
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著者キーワード |
虐待
世代間連鎖
非臨床群
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NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
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発行日 | 2008-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
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