ポスト子育て期女性のアイデンティティ再体制化に関する研究

広島大学心理学研究 7 号 187-206 頁 2008-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
ポスト子育て期女性のアイデンティティ再体制化に関する研究
タイトル ( eng )
The investigation of women's identity reformation on the post child-rearing stage
作成者
兼田 祐美
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
7
開始ページ 187
終了ページ 206
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
本研究では、ポスト子育て期女性のアイデンティティ再体制化のプロセスを検討することを目的とした。研究Iでは、数量的尺度を用いて、アイデンティティ変容の特徴を分析し、研究IIでは、半構造化面接によって、アイデンティティ変容のプロセスを検討した。その結果、子どもの成長とともに巣立ちを母親自身が認識することが、アイデンティティ変容に影響を及ぼし、巣立ちの進行と同時に自己の問い直しと模索が進んでいくことが明らかとなった。また、子どもの巣立ちに対する空虚感の程度には、母子分離の作業を行う時期が影響することが示唆された。
著者キーワード
中年期
アイデンティティ
ポスト子育て期
子の巣立ち
女性
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2008-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129