日本語リーディングスパン・テストにおけるターゲット語と刺激文の検討

広島大学心理学研究 Issue 7 Page 19-33 published_at 2008-03-31
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File
HPR_7_19.pdf 9.87 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
日本語リーディングスパン・テストにおけるターゲット語と刺激文の検討
Title ( eng )
Target words and sentences for Japanese version of the reading span test
Creator
Otsuka Kazunori
Source Title
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
Issue 7
Start Page 19
End Page 33
Journal Identifire
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
Abstract
日本におけるワーキングメモリスパン課題の一つである日本語版RST(苧阪, 1998, 2002;苧阪・苧阪, 1994)は、ワーキングメモリ研究の有力な研究道具として広く普及している。本研究は、日本語版RST(苧阪, 2002)のターゲット語と刺激文について検討し、日本語版RSTを実施するうえでの基礎的データを提供することが第1の目的である。さらに、日本語版RSTを内的整合性と再検査法によって検討し、信頼性について4つの得点化法に基づいて検討することが第2の目的である。まず、日本語版RSTの刺激文とターゲット語について詳細に検討し、その特徴について記述した。次に、148名の大学生の実験参加者に日本語版RSTを実施し、4つの得点化法ごとに分布の正規性及び日本語版RSTの内的整合性について検討した。次に51名の実験参加者に2回目の日本語版RSTを実施し、各得点化法の信頼性について検討した。その結果、日本語版RSTのターゲット語と刺激文についてその属性ごとの特性や正答率に関する基礎的データを提供することができ、日本語版RSTの内的整合性と信頼性について実証できた。
Keywords
日本語版リーディングスパン・テスト
ワーキングメモリ
信頼性
NDC
Psychology [ 140 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
Date of Issued 2008-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129