職業選択時にみられる競合関連陰性電位様成分についての検討

広島大学心理学研究 Issue 7 Page 11-18 published_at 2008-03-31
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File
HPR_7_11.pdf 5.47 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
職業選択時にみられる競合関連陰性電位様成分についての検討
Title ( eng )
Conflict related negativity like component during occupational choice : An ERP study
Creator
Mitsumoto Mayo
Katayama Kaori
Source Title
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
Issue 7
Start Page 11
End Page 18
Journal Identifire
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
Abstract
本研究では、職業選択時に記録される競合関連陰性電位(conflict related negativity, CRN)様成分が実際に競合を反映しているのかどうかを検討した。職業選択課題(例: どちらの職に就きますか? 「ダンサー、化学者」)、競合あり課題(例:有意味語はどちらですか? 「大学教授、大営教援」)、競合なし課題(例: 有意味語はどちらですか? 「たこ焼き屋、*****」)時の脳波を記録し、 CRN様成分を比較した。その結果、全ての条件においてCRN様成分が認められ、職業選択課題時の振幅が競合なし課題時の振幅よりも大きかった。また、CRN様成分の電源推定を行ったところ、職業選択課題時と競合あり課題時のCRN様成分の電源は共に補足運動野であった。このことから、職業選択時のCRN様成分は補足運動野における競合の解消過程を反映している可能性が示唆された。今後の研究で必要な条件設定について考察した。
Keywords
職業選択
競合
行動選択基準仮説
事象関連電位
BESA
NDC
Psychology [ 140 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
Date of Issued 2008-03-31
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129