泊船本『野ざらし紀行』の表記特性

国文学攷 141 号 10-24 頁 1994-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
kokubungakukou_141_10.pdf 547 KB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
泊船本『野ざらし紀行』の表記特性
作成者
濱 森太郎
収録物名
国文学攷
141
開始ページ 10
終了ページ 24
収録物識別子
[PISSN] 02873362
[NCID] AN00090146
抄録
「泊船本」の用字法は「画巻本」の啓蒙的な用字法を継承し、さらに整理・統合したものと言える。また、整理・統合された表記の単調さは、要所に極致畳、装飾字母を配置することで極力カバーされている。このため、使用字母並びにその用法に「画巻本」と幾分食い違いが生じたが、この集中利用される仮名字母と微量の装飾字母とのバランスの中に、「泊船木」筆者並びに清書者の力量が折り込まれているのである。
NDC分類
日本文学 [ 910 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学国語国文学会
発行日 1994-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0287-3362
[NCID] AN00090146