骨形成不全症患者の補綴例
広島大学歯学雑誌 12 巻 1 号
213-219 頁
1980 発行
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968 KB
種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
骨形成不全症患者の補綴例
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タイトル ( eng ) |
Case Report of a Patient with Osteogenesis Imperfecta
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作成者 |
小谷 博夫
前谷 照男
川添 和幸
浜田 泰三
山田 早苗
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収録物名 |
広島大学歯学雑誌
The Journal of Hiroshima University Dental Society
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巻 | 12 |
号 | 1 |
開始ページ | 213 |
終了ページ | 219 |
収録物識別子 |
[ISSN] 00467472
[NCID] AN00213541
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抄録 |
咀嚼障害および審美障害を主訴とした重度骨形成不全症患者に対して,正確な抜髄処置が不可能な歯に,補綴物維持のため根管低位での生活歯髄切断を施行した。ついで,咬合挙上後,クラウン・ブリッジによる補綴処置を試み,本症の予後観察を行うとともに,覗嚼値および筋電図学的手法を用いて,術前・術中・術後の咀嚼機能の改善の程度を観察した。その結果,本疾患に対して低位生活歯髄切断後,通法によりcast coreを製作することが補綴物維持のため有効な一手段であることがわかった。また,咀嚼機能の改善の程度を観察すると,術後の咀嚼リズムは,術前に比べ著しく安定し, 2gピーナツ咀嚼時の筋活動の最大振幅は,術前の約1,5倍にも増大した。同時に,術後の咀嚼値も著明に増大し,その値は術前の約5.7倍を示した。さらに患者の感覚においても咬みやすくなったことがわかった。なお,治療後の機能の回復の程度は,患者の満足度にもかかわらずその値は一般人の総義歯装着者にも劣るものであり,食餌内容等にも十分配慮し長期にわたる経過観察が必要であろう。
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NDC分類 |
医学 [ 490 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学歯学会
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発行日 | 1980 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 0046-7472
[NCID] AN00213541
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