大学生の進路選択行動に及ぼす自己効力および職業的アイデンティティの影響

広島大学心理学研究 Issue 2 Page 63-72 published_at 2003-03-28
アクセス数 : 2872
ダウンロード数 : 2203

今月のアクセス数 : 15
今月のダウンロード数 : 20
File
hpr_2_63.pdf 566 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
大学生の進路選択行動に及ぼす自己効力および職業的アイデンティティの影響
Title ( eng )
The effect of self-efficacy and vocational identity on undergraduates' career decision making behavior
Creator
Matsuda Satoshi
Tozuka Tadashi
Source Title
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
Issue 2
Start Page 63
End Page 72
Journal Identifire
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
Abstract
本研究は,進路選択のプロセスの一部である情報収集行動に焦点をあて,情報収集行動に及ぼす進路選択に対する自己効力と職業的アイデンティティの影響力を検討することを目的とした.質問紙調査を実施し,民間企業への就職を希望する大学3年生149人のデータを分析した.その結果,職業的アイデンティティの特性の一つである目標・目的が確立しているほど,会社等からの正式な情報の活用が活発化し,反面,職業的アイデンティティの特性の一つである有能感が高まるほど,会社等からの正式な情報の活用が抑えられることが明らかになった.また,進路選択に対する自己効力が高まるほど,友人等からの身近な情報や目上の人からの情報の活用が活発化することが明らかとなった.
Keywords
進路選択行動
進路選択に対する自己効力
職業的アイデンティティ
NDC
Psychology [ 140 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
Date of Issued 2003-03-28
Rights
Copyright by Author
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129