結婚満足度に及ぼす親密度と葛藤解決方略の影響 : 台湾における夫婦の場合
広島大学心理学研究 3 号
87-96 頁
2004-03-28 発行
アクセス数 : 1354 件
ダウンロード数 : 429 件
今月のアクセス数 : 4 件
今月のダウンロード数 : 5 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/19518
ファイル情報(添付) |
hpr_3_87.pdf
486 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
結婚満足度に及ぼす親密度と葛藤解決方略の影響 : 台湾における夫婦の場合
|
タイトル ( eng ) |
Influence of intimacy and conflict resolution strategies on married couple's marital satisfaction in Taiwan
|
作成者 |
林 安文
周 玉慧
|
収録物名 |
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
|
号 | 3 |
開始ページ | 87 |
終了ページ | 96 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
|
抄録 |
本研究は,台湾の夫婦を対象に,親密度が葛藤解決方略に及ぼす影響を考慮しつつ,親密度と葛藤解決方略が結婚満足度に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.親密度から結婚満足度へ直接影響を及ぼすパス,親密度が葛藤解決方略を媒介に結婚満足度に影響を及ぼすパスが見られると仮定した.郵送調査を実施し,台湾の夫婦173ペアの有効回答を得た.このデータを分析した結果,夫・妻ともに,親密度が結婚満足度に直接影響することが確認され,仮説は支持された.また,夫に関しては,葛藤解決方略のうち,統合方略の使用の促進を媒介して,結婚満足度に正の影響を及ぼすことが,妻に関しては,支配・攻撃方略の使用の抑制を媒介に結婚満足度に正の影響を及ぼすことが確認され,仮説を支持する結果となった.一方,妻の結婚満足度に対しては,夫の葛藤解決方略のうち,第三者介入方略からの負の影響力が確認されたが,夫の結婚満足度に対しては,妻の葛藤解決方略からの影響力は見られず,この仮説は一部支持されなかった.
|
著者キーワード |
結婚満足度
親密度
葛藤解決方略
夫婦
台湾
|
NDC分類 |
心理学 [ 140 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
|
発行日 | 2004-03-28 |
権利情報 |
Copyright by Author
|
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129
|