モンゴル人幼児の異文化適応に関する研究

広島大学心理学研究 3 号 127-136 頁 2004-03-28 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
モンゴル人幼児の異文化適応に関する研究
タイトル ( eng )
The inter-cultural adjustment of a Mongolian child in a Japanese nursery school
作成者
越中 康治
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
3
開始ページ 127
終了ページ 136
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
幼児の異文化適応過程に関して基礎的な資料の集積が必要とされている.また,これまでの異文化適応に関する研究は,質的な研究が中心となっていた.こうした現状を踏まえ,本研究では,外国人幼児と日本人幼児との仲間関係に関して,数量的な指標を用いて分析を行うことを目的として時間見本法による観察データの分析を行った.日本の保育園に入園したモンゴル人幼児の自由遊び時間における行動が,時間の経過とともにどのように変化していくかについて,BOR(The Behavior Observational Record ;Segal,Montie,&Iverson,2000)を参考にして分析を行った.「遊び(どのような遊びに従事しているか)」「他児へのアプローチ(仲間に対して働きかけたか)」「他児からのアプローチ(仲間から働きかけられたか)」「発話(仲間に対して発話を行ったか)」の4側面についてデータを数量化し,異文化適応過程を,保育日誌に記載された質的データとの関連から検討した.
著者キーワード
異文化適応
モンゴル人幼児
時間見本法
BOR
NDC分類
心理学 [ 140 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2004-03-28
権利情報
Copyright by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129