失行症の治療は可能か
広島大学保健学ジャーナル 4 巻 1 号
6-13 頁
2004-12-17 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
失行症の治療は可能か
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タイトル ( eng ) |
Therapeutic interpretation for rehabilitation intervention in apraxic disorders from the view of cognitive theory
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作成者 | |
収録物名 |
広島大学保健学ジャーナル
Journal of health sciences, Hiroshima University
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巻 | 4 |
号 | 1 |
開始ページ | 6 |
終了ページ | 13 |
抄録 |
この論文では,失行症患者の日常生活動作における空間表象障害に注目し,リハビリテーション技術において動作レベルでの治療が可能かどうか考察した.近年の認知科学の研究論文のレビューから,失行の病態は頭頂葉の頭頂間溝周辺の機能損傷による空間表象障害と解釈されることが多いことが分かった.また,脳のラテラリティや運動発現のメカニズムなどの研究から,人の注意機能や運動記憶,運動イメージ,言語といった認知理論から失行症が研究されつつあることが明らかになった.この論文では,頭頂葉の異種感覚統合のモデルから感覚情報の変換を応用した治療介入について仮説を提示した.セラピストは,失行症患者が示すさまざまな日常生活の混乱を観察し,治療介入できるように要素的に解釈することが必要とされる.さらに病態解釈のための理論モデルを活用し,治療介入のために仮説を生成し検証していく必要があると考えられる.
In this paper, the spatial deficits in apraxia are interpreted from the point of view cognitive theory relating to parietal lobe damage. Therapists need to observe and interpret the confusion shown by apraxia patients in various daily activities so that they can intervene and treat the condition effectively. In addition, it is necessary to use the theoretical model for interpreting the condition, and for generating a hypothesis for treatment intervention. In this paper, therapeutic intervention using a sensory transformation exercise for apraxic patients is explained from a crossmodal integration model in the parietal lobe.
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著者キーワード |
失行症
頭頂葉
異種感覚統合
apraxia
parietal lobe
cossmodal integration
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NDC分類 |
医学 [ 490 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学保健学出版会
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発行日 | 2004-12-17 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-7323
[NCID] AA11601063
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