アイデンティティ意味論とグローバリゼイション <論説>
広島大学マネジメント研究 2 号
19-29 頁
2002-03-20 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
アイデンティティ意味論とグローバリゼイション <論説>
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タイトル ( eng ) |
Semantics of Identity and Globalization <Article>
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作成者 | |
収録物名 |
広島大学マネジメント研究
Hiroshima University Management Review
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号 | 2 |
開始ページ | 19 |
終了ページ | 29 |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
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抄録 |
現代社会の分析, とりわけ国際関係の考察において, 「アイデンティティ」は欠かせない概念となっていることは疑いないところであろう。国際関係, 或いは異文化コミュニケーション状況において, 文化的自己性, 独自性, 差異等の語感を示唆するものとして用いられる。だが, 「文化」と近似的に用いられることで単に個人意識の外的装置というだけでなく, 精神構造を内的に規定し, 行動の動因となっていることも, 一定程度理解されている。しかしだからこそ, 分かり難い面を持つことも事実であり, 正確な意味の把握が, とりわけ片仮名表記をしている日本ではされていると言い難い。本稿はアイデンティティの意味を再考しようとするものである。しかし, 単に提唱者であるエリクソンの理論を再検討するだけでなく, そこに現代的意味を読み込み, 現在進行中といわれるグローバリゼイションに於けるその概念の重要性を検討する。基軸となるのは, 「差異化」と, アイデンティティを先鋭化する, 近代社会と国際関係の現代的状況である。
For examining contemporary society, especially in international relations, there would be no doubt that ""identity"" is an indispensable concept. The term is used to signify one's own culture, uniqueness, difference and so on in the context of international relations or intercultural communication. It is generally understood that ""identity"" is not only an outward apparatus of individual consciousness, as shown in its close usage to ""culture, "" but also that it confines the mental structure as a causal factor of behavior. That is why, the concept is somewhat difficult to undershand. In Japan, especially, where the word is written in katakana, it can be hardly said that its concept is complelely understood. This paper aims to reconsider the meaning of identity. No
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NDC分類 |
社会 [ 360 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学マネジメント学会
国立情報学研究所
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発行日 | 2002-03-20 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
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