電磁気学における単位系

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タイトル ( jpn )
電磁気学における単位系
作成者
抄録
電磁気学の理解において意外に高い障壁がその単位系の理解である。単位はそもそも人間が共通の"言葉"で量の大きさを伝達し合うために考案したものであるが、電磁気現象の記述において多くの単位(系)が存在するためにかえって混乱を導き、現象の定式化そのものよりも、単位系という人為的な約束ごとの理解にエネルギーを使わざるを得ないという本末転倒ともいえる状態に陥ることが多い。地球上には膨大な数の言語が存在するが、英語を"共通語"と認識することで、混乱が避けられている。電磁気学にもMKSA系という"標準語"が存在するが、分野によっては"昔の標準語"である別の単位系が依然として使われている(新刊書でも、分野によってはごく自然に使われているものもある)。名著あるいは古典と呼ばれる成書をひもといて、基本的な事項を勉強しようとすると、多くの場合、式の形や単位系が自分の(最新のSI単位系で)受けた教育における単位系と異なるために混乱してしまうことになる。単位系をきちんと理解しなければ、ある式にいろいろな物理量の値を代入して計算することもできなくなる。あるいは、ある単位系で書かれた式を別の単位系の式として変換するためにも単位系の理解は必須である。本書は、(特に電磁気学)単位系を自由に行き来できるような"ワザ"を習得するために書かれたmonographである。
著者キーワード
電磁気学
単位系
cgs
MKSA
E-H対応
E-B対応
内容記述
第10版第3刷
NDC分類
化学 [ 430 ]
言語
日本語
資源タイプ 図書
出版者
漁火書店
権利情報
Copyright (c) 2021 by Author
アクセス権 オープンアクセス
日付
[作成日] 2021-11-21
収録物識別子
第5版(2005)
第6版第1刷(2007)
第6版第2刷(2010)
第6版第3刷(2012)
第7版第2刷(2017)
第8版第2刷(2020)
第9版第3刷(2020)
第10版第2刷(2021)
[URI] http://home.hiroshima-u.ac.jp/kyam/pages/results/monograph/