教員志望大学生の教授行動に関するメタ認知的知識の構造 : 中学校理科の自主学習教材の作成課題を通した検討

広島大学心理学研究 4 号 19-30 頁 2005-03-28 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
教員志望大学生の教授行動に関するメタ認知的知識の構造 : 中学校理科の自主学習教材の作成課題を通した検討
タイトル ( eng )
The structure of intending teacher's metacognitive knowledge about teaching.
作成者
藤木 大介
國田 祥子
収録物名
広島大学心理学研究
Hiroshima Psychological Research
4
開始ページ 19
終了ページ 30
収録物識別子
[PISSN] 1347-1619
[EISSN] 2759-0968
[NCID] AA11616129
抄録
教師が果たすべき主要な役割の1つとして教授がある。教師の教授行動には、自らの教授に対するメタ認知的知識が強く影響すると考えられる。したがって、教員志望学生の教授行動に関するメタ認知的知識の構造を把握することは、大学における教員養成を行う上で肝要であると考えられる。そこで、教授場面の1つとして理科の自主学習教材を作成するという場面を設定し、その際に学生がどのような事柄を重視すべきだと考えているかを調べた。教材作成時に配慮すべきであると思われる事柄を項目とするアンケートを用い、その重要性を学生に評定させ、因子分析によって学生の知識構造を探索的に分析したところ、「詳細な説明や具体的な説明でわかりやすい教材とする工夫」、「自主的、主体的な学習を促す工夫」、「生徒像や授業場面をイメージして教材作成をする工夫」、「簡潔に説明する工夫」という4因子が抽出された。また、学生は、授業における生徒像を持つことが重要であると考えていることがわかった。
著者キーワード
教員志望学生
教授行動
メタ認知
中学校理科
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科心理学講座
発行日 2005-03-28
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1347-1619
[NCID] AA11616129