国語教育思想研究 20 号
2020-05-01 発行

「おうち」と「おうち」の〈交流と断絶、衝突〉、今日の「国語科」の課題 : く困った質問〉がひらく(開く/拓く)文学作品の「教材研究」と〈単元〉の始まり、〈主体〉の再構築のために

須貝 千里
全文
8.2 MB
KokugoKyoikuShisoKenkyu_20_1.pdf
Abstract
本稿は、『法政大学教職年鑑』(2019年度臨時増刊号2020年3月27日)掲載の拙稿「小学校1年生、〈困った質問〉に向き合い続けて一文学教育を拓く、今日の「国語科」の課題一」の全面改稿版である。「小学校1年生、〈困った質問〉」をめぐる問題は、「おうち」の問題を「おうち」と「おうち」をめぐる問題へ開いていく。田中実が提起する〈近代の物語文学〉と〈近代小説〉をめぐる問題に、である。了解不能の《他者》をめぐる問題の探究が改稿にこだわり続ける理由である。60数年前の「三日月」の宿題の再提出をし続けている、と言ってもいい。
どういうことか。
〈主体〉の再構築のために、「文学作品の「教材研究」と〈単元〉の始まり」を問い、「文学教育を拓く、今日の「国語科」の課題」に応えていこうとしている。
なぜ、そうなるのか。
こうした探究の軌跡を、本誌『国語教育思想研究』誌上にて、公表する。
著者キーワード
因果律と転ずること⇒跳ぶこと
現在と未来
〈言語以後〉と〈言語以前〉
〈ジコチュウ〉と《他者》
すると