古代中世国文学
Issue 9
Date of Issue:1997-03-31
current number
ISSN : 0388-2047
Publisher : 広島平安文学研究会
『うつほ物語』の〈秘琴〉と〈あて宮〉 : 「繋がり」の形成をめぐって
Ikawa Yuko
PP. 1 - 8
今様の「謡い替え」 : 「折」に合う謡作り
Ku Hye-gyoeng
PP. 9 - 15
岩田中将流罪の物語の創作基盤 : 『夢の通ひ路物語』における先行物語摂取の方法一面・続考
Ando Yuriko
PP. 16 - 24
治承二年『或所廿二番歌合』における顕昭判詞の批評態度 : (その一)「題の心」を中心に
Yamazaki Masakatsu
PP. 25 - 33
新古今時代における和歌会歌の特色について : 二つの披講順に注目して
Tano Shinji
PP. 34 - 44
『はいずみ』追考 : 二人妻説話の系譜の中の小さな反乱
Inoue Shinko
PP. 45 - 50
『胡琴教録』真名本の伝来 : 岩瀬文庫蔵本をめぐって
Morishita Yoji
PP. 51 - 55
「明けぬれば暮るるものとは知りながら…」は雪の朝の詠か : 『百人一首』道信歌考
Senoo Yoshinobu
PP. 56 - 61
藤川行平著『萬葉花暦』<図書紹介>
Senoo Yoshinobu
PP. 62 - 63
うら紫の藤の花 : 『平家物語』「大原御幸」の一節<余滴>
Senoo Yoshinobu
PP. 64 -