広島大学学術情報リポジトリ

古代中世国文学

ISSN	:	0388-2047
発行元	:	広島平安文学研究会

23 号 ( 2007-03-31 )
- 史料に記された人間像 : 小野篁薨伝をめぐって
  
  黒木香
  
  PP. 2 - 6
- 『うつほ物語』涼の財力と正頼家
  
  猪川優子
  
  PP. 7 - 12
- 雲居雁が聞いた音 : 「風の音・竹のそよめき・雁の声」
  
  古瀬雅義
  
  PP. 13 - 18
- 『源氏物語』若菜巻・柏木巻における「推しはかる」 : 悲劇の根
  
  相原咲清香
  
  PP. 19 - 24
- 『夜の寝覚』の斎宮 : 「伝慈円筆寝覚物語切」一葉を糸口に
  
  赤迫照子
  
  PP. 25 - 30
- 「冬ごもる」断章と『堤中納言物語』 : 四季の「月」の配置と『狭衣物語』の影をめぐって
  
  井上新子
  
  PP. 31 - 34
- 『今鏡』における願文の一節「鼈海の西にはうみの宮、御産平安頼みあり」の解釈をめぐって : 神功皇后の「うみの宮」に着目して
  
  陳文瑤
  
  PP. 35 - 39
- 平氏文化圏の周辺 : 藤原邦綱をめぐって
  
  西本寮子
  
  PP. 40 - 45
- 「宝治元年『院御歌合』注釈」雑記
  
  藤川功和
  
  PP. 46 - 50
- 『文保三年記』とその編者について
  
  森下要治
  
  PP. 51 - 56
- 義堂周信『空華日用工夫略集』の主題に関する覚書
  
  朝倉和
  
  PP. 57 - 62
- 「鐘の音」に「音を添へ」るとき
  
  安道百合子
  
  PP. 63 - 67
- 『長珊聞書』覚書 : 兼如系統本『紹巴抄』書き入れ注を中心に
  
  小川陽子
  
  PP. 68 - 73
- 人丸歌「歌意図」の転用 : 『百人一首像讃抄』から『歌仙金玉抄』ヘ
  
  田野慎二
  
  PP. 74 - 79
- 島根県立図書館蔵『養法院実筆和歌集』について : 第二代松江藩主側室「養法院」の和歌事蹟
  
  山崎真克
  
  PP. 80 - 85
- 神になった歌人菅原道真の和歌 : 『続後撰集』から『続古今集』へ
  
  山口正代
  
  PP. 86 - 91
- 「青葉の底」小考 : 室町後期廷臣の「残花」詠と白楽天詩
  
  相原宏美
  
  PP. 92 - 96
- 『とりかへばや』諸本分類考・補遺 : 「森本」補筆本文の詳細
  
  新居和美
  
  PP. 97 - 102
- 改作本『夜寝覚物語』本文校訂覚書
  
  妹尾好信
  
  PP. 103 - 108
22 号 ( 2006-06-30 )
- 夕霧の「寝くたれ」の顔
  
  山口正代
  
  PP. 11 - 19
- 『今鏡』に登場する和歌を詠む人々 : 和歌作者への評価の目
  
  陳文瑤
  
  PP. 20 - 30
- 西園寺公経と後嵯峨天皇 : 『民経記』仁治三年四月五日条記載贈答歌をよむ
  
  藤川功和
  
  PP. 42 - 47
- 『雲隠六帖』伝本二系統各本文の特色(二) : 先行表現の摂取
  
  小川陽子
  
  PP. 48 - 59
- 山科言継筆「堀河院艶書合」の性格と書承 : 青山学院大学本から佐賀大学小城鍋島文庫本へ
  
  相原宏美
  
  PP. 60 - 69
- 伊藤光中の「とりかへばや」本文校訂態度
  
  新居和美
  
  PP. 70 - 77
- 河本家稽古有文館蔵『山下水』について : 江戸初期松江藩主周辺の和歌事跡
  
  山崎真克
  
  PP. 78 - 90
- 堀内昌郷『葵の二葉』の成立過程管見
  
  妹尾好信
  
  PP. 91 - 99
- 二松学舎大学附属図書館蔵『山路の霧』について : 新出の二類本としての紹介と位置付け
  
  小川陽子
  
  PP. 100 - 106
21 号 ( 2005-05-31 )
- 伊藤光中の注記・説を有する『とりかへばや』伝本考 : 國學院大學本と神宮文庫本について
  
  新居和美
  
  PP. 1 - 9
- 『今鏡』の叙述態度 : 伝聞表現に着目して
  
  陳文瑤
  
  PP. 10 - 21
- 『夜の寝覚』の石山の姫君 : 藤・撫子のイメージと『源氏物語』引用
  
  赤迫照子
  
  PP. 22 - 26
- 宝治元年『院御歌合』の藤原為家 : 十番判詞「しづかに今み侍れば」をめぐって
  
  藤川功和
  
  PP. 27 - 34
- 「すなほなる」竹 : 山科言継および室町後期廷臣の「竹不改色」詠
  
  相原宏美
  
  PP. 35 - 43
- 『雲隠六帖』伝本二系統各本文の特色(一) : 基本的な性格の差異
  
  小川陽子
  
  PP. 44 - 55
- 連歌師里村昌純の『葦守紀行』 : 柏亭本『うつほ物語』親本所持者の旅の記録
  
  猪川優子
  
  PP. 56 - 61
- 「御堂関白集」読解考 : 時雨亭文庫本新出歌の部
  
  妹尾好信
  
  PP. 62 - 77
- 広島大学蔵「古今和歌集古注残欠」について : 内閣本との関係を中心に附・翻刻
  
  田野慎二
  
  PP. 78 - 89
20 号 ( 2004-01-31 )
- 伊藤光中の『とりかへばや』研究 : 桃園文庫本・静嘉堂文庫本を中心として
  
  新居和美
  
  PP. 1 - 10
- 『山路の露』における浮舟の呼称表現 : 『源氏物語』続編としての物語の方法
  
  岡陽子
  
  PP. 11 - 21
- 『夜の寝覚』「吹く風につけても」考 : 姉妹の思い出と「端近」
  
  赤迫照子
  
  PP. 22 - 29
- 『今鏡』独自の精神 : 〈伝承〉を重んじる心
  
  陳文瑤
  
  PP. 30 - 42
- 山科言継の質問状 : 『言継卿記紙背文書』に見る富小路資直の和歌指導
  
  相原宏美
  
  PP. 43 - 49
- 「和韻」から見た絶海・義堂
  
  朝倉和
  
  PP. 50 - 55
- 冷泉家本『明月記』頭書 : 建仁元年四月十月十一月同二年正月記について<翻刻>
  
  藤川功和
  
  PP. 56 - 58
- 広島大学蔵刊本『源氏物語抄(紹巴抄)』箒木巻の書入れについて : 翻刻と考察
  
  妹尾好信
  
  PP. 59 - 79
- 源義亮の著述活動 : 『源語類聚抄』(広島大学蔵)解題補遺
  
  岡陽子
  
  PP. 80 - 83
19 号 ( 2003-06-30 )
- 『うつほ物語』祐澄と近澄 : 繰り返される〈あて宮求婚評〉
  
  猪川優子
  
  PP. 1 - 10
- 『夜の寝覚』の始発と『源氏物語』 : 太政大臣出自考
  
  赤迫照子
  
  PP. 11 - 15
- 『今鏡』「作り物語の行方」の意味 : 「打開」巻における位置づけから
  
  陳文瑤
  
  PP. 16 - 23
- 藤原定家と「歎逝賦」 : 漢詩句受容の一側面
  
  藤川功和
  
  PP. 24 - 30
- 絶海中津『蕪堅藁』の作品配列について(五) : 書簡の場合
  
  朝倉和
  
  PP. 31 - 39
- 『雲隠六帖抄』江戸版本の成立について : 内閣文庫蔵・南畝本の関与再検討
  
  岡陽子
  
  PP. 40 - 44
- 緒言・『石清水物語』概観<特集『石清水物語』>
  
  妹尾好信
  
  PP. 45 - 55
- 『石清水物語』の構想 : 『無名草子』を起点として<特集『石清水物語』>
  
  岡陽子
  
  PP. 56 - 65
- 『石清水物語』における伊予守の出家場面について : 釈迦出家の故事及び『海人の刈藻』との類似を通して<特集『石清水物語』>
  
  新居和美
  
  PP. 71 - 79
- 『石清水物語』と夢
  
  大園岳雄
  
  PP. 86 - 88
18 号 ( 2002-12-25 )
- 『うつほ物語』宮の君と小君 : 次世代の確執
  
  猪川優子
  
  PP. 1 - 9
- 『今鏡』が『大鏡』から受け継いだもの : 〈末〉に関する表現に着目して
  
  陳文瑤
  
  PP. 10 - 19
- 絶海中津『蕉堅藁』の作品配列について(四) : 五言絶句、七言絶句(九五～一二八)の場合
  
  朝倉和
  
  PP. 20 - 31
- 筑波大学附属図書館蔵『山路の露』について : 二類本における位置付けとその性格
  
  岡陽子
  
  PP. 32 - 39
- 金子文庫蔵『自讃歌注』寸見
  
  藤川功和
  
  PP. 40 - 42
- 増補本系『和歌一字抄』諸本考・序説(続) : 稲賀敬二先生蔵本と同類の二本について<小特集・『和歌一字抄』の伝本>
  
  妹尾好信
  
  PP. 43 - 53
- 蘆庵文庫蔵『和歌一字抄』について<小特集・『和歌一字抄』の伝本>
  
  古瀬雅義
  
  PP. 54 - 59
- 京都大学文学部図書館蔵『和歌一字抄』について<小特集・『和歌一字抄』の伝本>
  
  田野慎二
  
  PP. 60 - 69
17 号 ( 2001-09-30 )
- 天理図書館蔵『山路の露』について : 伝本二系統における位置付けとその意義
  
  岡陽子
  
  PP. 98 - 103
- 『水鏡』の外国記事についての一考察 : 文化交流による「仮相」の平和世界
  
  陳文瑤
  
  PP. 104 - 109
- 広島大学蔵『こまのの物語』のまやかし : 『うつほ物語』伝統過程における一様相
  
  猪川優子
  
  PP. 110 - 113
- 乱れる刈萱 : 『夜の寝覚』における植物の比喩について
  
  赤迫照子
  
  PP. 114 - 119
- 絶海中津『蕉堅藁』の作品配列について(三) : 七言絶句(八〇～九四)の場合
  
  朝倉和
  
  PP. 120 - 125
- 自筆本『明月記』の余白 : 建久七年四月記を手掛かりに
  
  藤川功和
  
  PP. 126 - 128
- 『貝合』本文存疑考・二題
  
  妹尾好信
  
  PP. 129 - 133
16 号 ( 2000-12-20 )
- 浮舟最終詠「尼衣かはれる身にやありし世の…」考 : 手習歌の存在意義
  
  岡陽子
  
  PP. 1 - 9
- 鏡物における「才」
  
  陳文瑤
  
  PP. 10 - 14
- 『夜の寝覚』の「鶯」 : 『源氏物語』引用の方法の一断面
  
  赤迫照子
  
  PP. 18 - 29
- 柏亭本『うつほ物語』(広島大学蔵)の特色〈その三〉 : 春日詣巻(付「桂」の段)
  
  猪川優子
  
  PP. 30 - 39
- 絶海中津『蕉堅藁』の作品配列について(二) : 七言律詩の場合
  
  朝倉和
  
  PP. 40 - 52
- 『明月記』の記事作成に関する一考察 : 自筆本正治元年一二月一六日、一七日条を例に
  
  藤川功和
  
  PP. 53 - 58
- 『千五百番歌合』顕昭判詞における証歌引用の方針
  
  山崎真克
  
  PP. 59 - 67
- 『御堂関白集』読解考 : 第三歌群・年次不定詠の部(承前)
  
  妹尾好信
  
  PP. 68 - 81
15 号 ( 2000-07-31 )
- 柏亭本『うつほ物語』(広島大学蔵)の特色〈その二〉 : 藤原の君巻・忠こそ巻
  
  猪川優子
  
  PP. 9 - 17
- 『源氏物語』における「暑し」について : 男女の亀裂
  
  相原咲清香
  
  PP. 18 - 22
- 〈匂宮の琵琶〉と〈女一宮の箏の琴〉 : 繋がりあう宇治十帖の音楽
  
  赤迫照子
  
  PP. 23 - 34
- 『明月記』の漢籍引用記事 : 『史記』引用を中心に
  
  藤川功和
  
  PP. 35 - 40
- 絶海中津『蕉堅藁』の作品配列について(一) : 五言律詩の場合
  
  朝倉和
  
  PP. 41 - 51
- 顕昭判詞にみる先行表現摂取の範囲に対する認識 : 『千五百番歌合』を中心に
  
  山崎真克
  
  PP. 52 - 61
- 『御堂関白集』の伝本と本文
  
  妹尾好信
  
  PP. 62 - 72
14 号 ( 1999-12-20 )
- 『うつほ物語』仲忠の因縁 : 変化する琴の音
  
  猪川優子
  
  PP. 10 - 20
- 『源氏物語』における「冷やかなり」「肌寒し」「寒げなり」について
  
  相原咲清香
  
  PP. 21 - 30
- 「宮」と呼ばれる朝顔斎院 : 女王の「宮」呼称が意味するもの
  
  赤迫照子
  
  PP. 31 - 38
- 『明月記』における「菊蘂」について
  
  藤川功和
  
  PP. 39 - 47
- 絶海中津年譜考(二) : 『仏智広照浄印翊聖国師年譜』と『勝定国師年譜』との関係
  
  朝倉和
  
  PP. 48 - 57
- 歌合の評価語としての「女の歌」 : 評価の前提となる共通理解
  
  山崎真克
  
  PP. 58 - 67
- 『御堂関白集』読解考 : 第二歌群・寛弘二年詠の部(承前)
  
  妹尾好信
  
  PP. 68 - 74
13 号 ( 1999-07-31 )
- 『うつほ物語』における俊蔭女の美 : 「横の繋がり」との関わりを中心に
  
  猪川優子
  
  PP. 14 - 23
- 『源氏物語』における「涼し」「涼しげなり」について : 恋愛と出家に絡んで
  
  相原咲清香
  
  PP. 24 - 31
- 匂宮の〈はは恋〉 : 紫の上追慕と今上女一宮思慕との連関
  
  赤迫照子
  
  PP. 32 - 40
- 定家の『明月記』に対する意識 : 自作詩歌記載の視点から
  
  藤川功和
  
  PP. 41 - 53
- 絶海中津年譜考(一) : 『仏智広照浄印翊聖国師年譜』の再検討
  
  朝倉和
  
  PP. 54 - 62
- 中世歌道講釈の場での『顕注密勘』利用の実態 : 広島大学蔵『歌道秘伝書』を例として
  
  山崎真克
  
  PP. 63 - 70
- 平安朝文学における角筆使用二場面の解釈 : 『篁物語』と『蜻蛉日記』の読解私見
  
  妹尾好信
  
  PP. 71 - 80
12 号 ( 1998-11-30 )
- 『源氏物語』における「そぞろ寒し」 : 光源氏の繁栄
  
  相原咲清香
  
  PP. 1 - 11
- 『明月記』における春尽日・秋尽日の記事について : 表現方法の変化
  
  藤川功和
  
  PP. 12 - 25
- 『唯心房集』所収今様についての一考察 : 寂然自作の可能性
  
  具惠卿
  
  PP. 26 - 41
- 歌合判詞にみられる比喩的批評をめぐって
  
  山崎真克
  
  PP. 42 - 48
- 藤原義孝と修理大夫惟正 : 『義孝集』読解考
  
  妹尾好信
  
  PP. 49 - 58
11 号 ( 1998-04-30 )
- 柏亭本『うつほ物語』(広島大学蔵)の特色〈その一〉 : 俊蔭巻本文の前田家本との比較を中心に
  
  猪川優子
  
  PP. 13 - 23
- 治承・文治年間の『明月記』における定家の文学意識 : 『狭衣物語』の影響を中心に
  
  藤川功和
  
  PP. 24 - 33
- 『梁塵秘抄』詞章に見る「謡い替え」の実際
  
  具惠卿
  
  PP. 34 - 45
- 『千五百番歌合』顕昭判における改判過程の再検討 : 書陵部本系から高松宮本系への改判の可能性
  
  山崎真克
  
  PP. 46 - 60
- 『松陰中納言物語』の『伊勢物語』引用について
  
  妹尾好信
  
  PP. 61 - 71
- 須佐神社・連歌の会編『平成の連歌』(須佐神社・連歌集1)<図書紹介>
  
  妹尾好信
  
  PP. 72 -
10 号 ( 1997-08-07 )
- 鎌倉時代公家日記に見られる「心事」について : 『平戸記』と『民経記』の場合
  
  藤川功和
  
  PP. 25 - 32
- 今様における公任崇拝 : 『梁塵秘抄』所収今様と和歌との比較を試みて
  
  具惠卿
  
  PP. 33 - 43
- 治承二年『或所廿二番歌合』における顕昭判詞の批評態度 : (その二)再判にみる批評基準の変化を通して
  
  山崎真克
  
  PP. 44 - 57
- 藤原道信年譜稿
  
  妹尾好信
  
  PP. 58 - 67
9 号 ( 1997-03-31 )
- 『うつほ物語』の〈秘琴〉と〈あて宮〉 : 「繋がり」の形成をめぐって
  
  猪川優子
  
  PP. 1 - 8
- 今様の「謡い替え」 : 「折」に合う謡作り
  
  具惠卿
  
  PP. 9 - 15
- 岩田中将流罪の物語の創作基盤 : 『夢の通ひ路物語』における先行物語摂取の方法一面・続考
  
  安道百合子
  
  PP. 16 - 24
- 治承二年『或所廿二番歌合』における顕昭判詞の批評態度 : (その一)「題の心」を中心に
  
  山崎真克
  
  PP. 25 - 33
- 新古今時代における和歌会歌の特色について : 二つの披講順に注目して
  
  田野慎二
  
  PP. 34 - 44
- 『はいずみ』追考 : 二人妻説話の系譜の中の小さな反乱
  
  井上新子
  
  PP. 45 - 50
- 『胡琴教録』真名本の伝来 : 岩瀬文庫蔵本をめぐって
  
  森下要治
  
  PP. 51 - 55
- 「明けぬれば暮るるものとは知りながら…」は雪の朝の詠か : 『百人一首』道信歌考
  
  妹尾好信
  
  PP. 56 - 61
- 藤川行平著『萬葉花暦』<図書紹介>
  
  妹尾好信
  
  PP. 62 - 63
- うら紫の藤の花 : 『平家物語』「大原御幸」の一節<余滴>
  
  妹尾好信
  
  PP. 64 -
8 号 ( 1996-05-31 )
- 『胡琴教録』の藤原師長関連談話について : 管絃者の音楽語り
  
  森下要治
  
  PP. 1 - 8
- 『貝合』の〈メルヘン〉 : "無化"される好色性
  
  井上新子
  
  PP. 9 - 16
- 『夢の通ひ路物語』における先行物語摂取の方法一面 : 六条の君物語の創作基盤
  
  安道百合子
  
  PP. 17 - 23
- 歌合の批評語「支ふ」について : 新古今時代歌合の判詞の一側面
  
  田野慎二
  
  PP. 24 - 31
- 『冷泉持為注古今抄』の「顕昭説」 : 中世『古今集』注釈書にみる対顕昭意識
  
  山崎真克
  
  PP. 32 - 39
- 『道信集』人物考 : 「右近中将信賢」と「権少将」について
  
  妹尾好信
  
  PP. 40 - 47
7 号 ( 1995-08-10 )
- 「漢竹の笛」説話から永秀説話へ : 家の説と中世説話集
  
  森下要治
  
  PP. 1 - 8
- 『逢坂越えぬ権中納言』題名考 : 「安積の沼」と「淀野」をめぐって
  
  井上新子
  
  PP. 9 - 14
- 「松浦宮物語』の「つきのころ」 : 弁少将の恋と春の月・秋の月
  
  安道百合子
  
  PP. 15 - 21
- 披講法と和歌の解釈 : 『水無瀬殿恋十五首歌合』の判詞をめぐって
  
  田野慎二
  
  PP. 22 - 28
- 国会図書館本『源仲正集』の編纂態度 : 誤入歌を手がかりとして
  
  山崎真克
  
  PP. 29 - 36
- 「世の中の人の心は目かるれば……」追考 : 『伊勢物語』第四六段贈答歌の痕跡
  
  妹尾好信
  
  PP. 44 - 50
6 号 ( 1995-03-31 )
- 清少納言と郭公詠 : 郭公詠の伝統と創造の間の苦闘
  
  古瀬雅義
  
  PP. 14 - 20
- 広島大学蔵本『蒙求和歌』について<資料紹介>
  
  黒木香
  
  PP. 34 - 36
3 号 ( 1982-08-01 )
- 「木芙蓉」(源氏小鏡・広島大学蔵本)の本文について : 定家仮名遣と定家仮託とのかかわりなど
  
  竹村信治
  
  PP. 29 - 36
2 号 ( 1979-09-01 )
- 今昔物語集天竺部における説話定着の一方法 : 大唐西域記と今昔物語集の関係
  
  竹村信治
  
  PP. 11 - 24

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