<個人研究論文>文学教材としての「羅生門」について : 授業の反省から

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File
KJ00000117805.pdf 541 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
<個人研究論文>文学教材としての「羅生門」について : 授業の反省から
Creator
仲田 輝康
Contributors 国立情報学研究所
Source Title
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
Volume 33
Start Page 71
End Page 78
Journal Identifire
[PISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014
Descriptions
「羅生門」の指導では,従来その主題をとらえることや,それを前提にして,作品の表している問題を自分の問題として考えさせることに主眼がおかれる傾向があった。しかし,その過程で重視されてきた下人の心理の変化やエゴイズムのありようが,さほど人の心を打つとは思えないし,それらを中心に読むことが豊かな文学体験を与えることになるとも思えない。文学作品の価値は,それがどれだけ人の心を打つかで決まると言っていい。文学の教育でもそのことが基本的視座に据えられなければならない。このような観点から文学教材としての「羅生門」について考察する。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学教育学部附属福山中・高等学校
Date of Issued 1993-03-10
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Date
[Created] 2006-03-21
Source Identifier
[ISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014