要配慮者の被災時における影響と課題 : 被災者支援に焦点をあてて

広島大学マネジメント研究 Issue 24 Page 17-31 published_at 2023-03-25
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File
HUMR_24_17.pdf 1.08 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
要配慮者の被災時における影響と課題 : 被災者支援に焦点をあてて
Title ( eng )
Influences and issues for people requiring special care at the time of a disaster: Focus on helping victims
Creator
OKADA Taeko
Source Title
広島大学マネジメント研究
Hiroshima University Management Review
Issue 24
Start Page 17
End Page 31
Number of Pages 15
Journal Identifire
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
Abstract
本稿は,災害時に災害弱者と呼ばれる要配慮者の避難行動と避難実態及び被災後の生活支援のかかわりについて焦点をあて,要配慮者の避難行動の特徴と被災時における影響と課題を考察した。発災から生活再建に至るまでの階層構造の図式化を試み,要配慮者が被災時に辿った経路の具体例を用い分析を行った。そのうち被災後の要配慮者に影響を及ぼす4つのメカニズムが内在していることを指摘した。災害時には特に情報,行動,生活,健康の影響が連鎖して進行すること,そしてその過程において不具合が併発し課題を生み出している。そこへ心理的影響や地域の特性の背景が加わり,絡みあいながら課題を加速や複雑化させている法則性を提示した。
Keywords
災害
水害
要配慮者
被災者支援
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学マネジメント学会
The Management Society of Hiroshima University
Date of Issued 2023-03-25
Rights
Copyright (c) 2023 by Author
Publish Type Version of Record
Access Rights open access