表現活動を通じた対話的な学び : 教員養成課程における学びに注目して

ぷらくしす 22 巻 11-22 頁 2021-03-31 発行
アクセス数 : 621
ダウンロード数 : 386

今月のアクセス数 : 5
今月のダウンロード数 : 5
ファイル情報(添付)
Praxis_22_11.pdf 1.27 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
表現活動を通じた対話的な学び : 教員養成課程における学びに注目して
タイトル ( eng )
A Study of Dialogical Learning through Expression Activities: Focusing on the Learning in Teacher Training Course
作成者
奥田 秀巳
収録物名
ぷらくしす
Praxis
22
開始ページ 11
終了ページ 22
収録物識別子
[PISSN] 1880-8638
[NCID] AA11486249
抄録
本論の目的は、2020年度に筆者が研究助成を受けて共同研究者とともに実践した、表現活動を通じた鑑賞型対話の教育的意義を先行研究を手がかりにしながら明らかにすることにある。本論文における論述は次のような順序で進められる。まず今回の実践を構想するにあたって手がかりにした対話型鑑賞と哲学対話の方法を概観し、これらを比較しながらそれぞれの特徴を検討する(第1節)。次に、鑑賞型対話と哲学対話の方法を取り入れながら、この度の実践において表現活動を取り入れる意義をJ.デューイの芸術論や、上西知子の内的な他者との対話論を手がかりにして考察する(第2節、第3節)。さらに、こうした表現活動を通じた対話型鑑賞が将来学校教育の現場において表現教育及び鑑賞教育に携わる立場に立ちうる、教職課程における学生に対してどのような教育的意義を持ちうるのか考察する(第3節)。本論においては、実際の表現活動を通じた鑑賞型対話についての実践事例の分析については別稿に譲ることにし、表現活動を通じた対話の実践によって期待される学びの在り方を先行研究を手がかりにして検討し、今後実践事例を分析するための手がかりを形成したい。
内容記述
広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター研究成果報告書
統一テーマ : [復興から和解へ] 《Vom Wiederaufbau zur Versöhnung》
本研究は富山第一銀行奨学財団による研究助成を受けてなされた。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター
西日本応用倫理学研究会
発行日 2021-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1880-8638
[NCID] AA11486249