広島大学東広島キャンパスの石碑の属性と分布

広島大学総合博物館研究報告 Issue 12 Page 119-136 published_at 2020-12-25
アクセス数 : 630
ダウンロード数 : 487

今月のアクセス数 : 3
今月のダウンロード数 : 6
File
BullHiroshimaUnivMuseum_12_119.pdf 15 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
広島大学東広島キャンパスの石碑の属性と分布
Title ( eng )
Characteristics and distribution of stone monuments at the Higashi-Hiroshima Campus of Hiroshima University
Creator
FUJITA Kei
IKEDA Naoki
IWASA Yoshiya
OIWA Shintaro
SHEN Yuqing
TOMITA Daichi
HARADA Ayumu
FUJIOKA Yui
FUJIMURA Daichi
YOKOGAWA Satoshi
YORITOMI Syugo
Source Title
広島大学総合博物館研究報告
Bulletin of the Hiroshima University Museum
Issue 12
Start Page 119
End Page 136
Journal Identifire
[PISSN] 1884-4243
[EISSN] 1884-3999
[NCID] AA12459864
Abstract
本研究では,広島大学東広島キャンパスを対象として,悉皆調査によりすべての石碑の分布や属性,特徴を明らかにすることで,石碑が有する文化的・歴史的価値を議論する契機となることを目的とした。調査の結果,147基の石碑を確認し,その分布は教育学部と工学部でそれぞれ4割に達し,学部の偏りが顕著であること,建立年代に着目すると,東広島キャンパスの移転前の石碑は103基と全体の約7割で,多くが移転前に建立されたことなどが明らかとなった。広島大学は,医学系学部・研究科・施設をのぞくすべての学部などが東広島キャンパスに移転すると同時に石碑も集まることになった。移設により元々建立された地から離れたことで建立当初の意義を失った側面もあるが,多数の石碑が一つのキャンパスに移設されたことで散逸を防ぎ,前身校から新制広島大学,そして統合移転から現在までの歴史を繋ぐ貴重な資料となり得ることが示唆された。
Keywords
石碑
碑文
広島大学
東広島キャンパス
stone monument
inscription
Hiroshima University
Higashi Hiroshima Campus
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学総合博物館
Date of Issued 2020-12-25
Rights
Copyright (c) 2020 広島大学総合博物館 Hiroshima University Museum
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1884-3999
[NCID] AA12459864