親鸞と常行三昧

東アジア仏教研究 Issue 17 Page 109-125 published_at 2019-05
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File
JourEastAsiaBudStudies_17_109.pdf 1.45 MB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
親鸞と常行三昧
Creator
Source Title
東アジア仏教研究
The Journal of East Asian Buddhist Studies
Issue 17
Start Page 109
End Page 125
Abstract
横川の堂僧として常行三昧を行じていた親鸞は、二十九歳の時山を下りて法然の門下となった。これを現在では常行三昧に行き詰まった結果とし、その常行三昧を捨てて他力の念仏を行じたと考えられている。ところが今回、法然門下として吉水で唱えた親鸞の念仏が、その捨てたとされる常行三昧の念仏であることが明らかになった。さらに、それ以後の関東時代、そして帰洛後においても門弟と常行三昧を行じていたと考えられる事例を見ることができた。つまり、現在の定説に反して、親鸞は生涯において常行三昧を行じ続けたことが明らかになったのである。
Keywords
常行三昧
引声阿弥陀経
西方懺法
如法念仏
Language
jpn
Resource Type journal article
Publisher
東アジア仏教研究会
Date of Issued 2019-05
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1348-4532
[NCID] AA11847631
[NAID] 40021977490