大学院新入生を対象としたサポートグループによる支援の試み
総合保健科学 35 巻
15-21 頁
2019-03-01 発行
アクセス数 : 1187 件
ダウンロード数 : 398 件
今月のアクセス数 : 11 件
今月のダウンロード数 : 2 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/47333
ファイル情報(添付) |
SogoHokenKagaku_35_15.pdf
326 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
大学院新入生を対象としたサポートグループによる支援の試み
|
作成者 |
小澤 郁美
石田 貴洋
野口 由華
川﨑 のぞみ
阿部 祐也
石山 奈菜美
髙垣 耕企
|
収録物名 |
総合保健科学
Bulletin of general health research, Hiroshima University Health Service Center
|
巻 | 35 |
開始ページ | 15 |
終了ページ | 21 |
収録物識別子 |
[PISSN] 0911-3231
[NCID] AN10168261
|
抄録 |
大学院生は在学年数が短いため,入学初期に早く環境に適応することが重要となる。近年,大学院新入生に「他大学出身者」,「社会人」,「留学生」の割合が増え,大学の環境に適応するには課題が多い。本学では,ピアサポートルームの活動の一環として,大学院生の早期適応を支援するためのサポートグループ活動を実施した。本研究では,その実践活動の内容と効果について検討した。その結果,サポートグループに参加した大学院新入生は,緊張-不安,疲労,混乱,抑うつ-落ち込みなどのネガティブな感情(日本語版POMS 短縮版)が軽減された。また,他大学出身の新入生において,抑うつ-落ち込みの程度が低減するとともに,大学への所属感が高まったことが示唆された。
Graduate school programs are short term, so it is important for first-year graduate students to adapt to the environment as soon as they begin their first semester. As part of peer support activities, we conducted support group activities to assist in early adaptation of new graduate students. In this paper, we examined the effect of the support group. We found that the first-year graduate students who joined the support group had reduced negative emotions (POMS shortened version) such as anxiety, fatigue, confusion, and depression. In addition, depression in students transferring from other universities was reduced and the sense of belonging to the university had increased.
|
著者キーワード |
大学院生
ピアサポート
サポートグループ
graduate student
peer support
support group
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学保健管理センター
|
発行日 | 2019-03-01 |
権利情報 |
Copyright (c) 2019 「総合保健科学」編集委員会
|
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 0911-3231
[NCID] AN10168261
|