介護職におけるホスピタリティの重要性に関する検討 <研究ノート>

広島大学マネジメント研究 17 号 13-21 頁 2016-03-25 発行
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ファイル情報(添付)
HUMR_17_13.pdf 1.22 MB 種類 : 全文
タイトル ( jpn )
介護職におけるホスピタリティの重要性に関する検討 <研究ノート>
タイトル ( eng )
A consideration on the importance of hospitality in care workers <Notes>
作成者
白井 志津子
収録物名
広島大学マネジメント研究
Hiroshima University Management Review
17
開始ページ 13
終了ページ 21
収録物識別子
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355
抄録
高齢化の進展に伴い,生活状況や価値観が一層多様化するだろうと予測される新たな高齢者像にも対応できるような介護サービスの提供を考慮していく必要がある。本稿は,施設利用者である高齢者(以下利用者)の生活状況と深く結びついた介護の価値観に焦点を当て,利用者と介護職の両者に介在する重要なコントロール要因としてホスピタリティを位置づけた上で,介護職におけるホスピタリティの重要性を検討したものである。ホスピタリティの基本的概念を概観し考察を加えた。さらに,ホスピタリティは対人関係において実現されるものであることを示唆し,介護サービスの構造を欲求に見合う機能的等価価値と位置づけられると考えた。また,介護の場においてホスピタリティの実践のために必要な能力について検討した。ホスピタリティの応用が介護職と利用者との信頼関係に大きく影響し,ホスピタリティを行動の側面から捉える場合の指標となった。
著者キーワード
介護職
ホスピタリティ
新たな高齢者像
機能的等価価値
信頼関係の構築
NDC分類
経済 [ 330 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学マネジメント学会
発行日 2016-03-25
権利情報
Copyright (c) 2016 by Author
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1346-4086
[NCID] AA11658355