Hydrolysis of Lignocellulose in Concentrated Sulfuric Acid

広島大学水畜産学部紀要 Volume 17 Issue 1 Page 27-34 published_at 1978-08-10
アクセス数 : 822
ダウンロード数 : 98

今月のアクセス数 : 0
今月のダウンロード数 : 0
File
JFacFishAnim_17_27.pdf 646 KB 種類 : fulltext
Title ( eng )
Hydrolysis of Lignocellulose in Concentrated Sulfuric Acid
Title ( jpn )
濃硫酸によるリグノセルローズの加水分解
Creator
Hosaka Hideaki
Source Title
広島大学水畜産学部紀要
Journal of the Faculty of Fisheries and Animal Husbandry, Hiroshima University
Volume 17
Issue 1
Start Page 27
End Page 34
Abstract
濃硫酸による鋸屑の加水分解において,Odincovは機械エネルギーの効果が認めているが,木材より脱ペントーザンされたリグノセルロースを原料とし,機械エネルギーとしてボールミルを用いて試験した結果,一次反応式によく従うことを認めたが,その反応速度は使用された動力に対して極めて低く,したがって膨大なる動力費を要することになることから,工業化に対して不満足なものであるとした。

従来研究された硫酸の混合機はいづれも一長一短があり,使用硫酸の節減と取扱い易い混合機として遠心法によるものを試作し,連続の装置試験を行い,濃硫酸との混合比1:1で90%以上の還元糖収率の好結果を得た。試験装置ではアメ状の混合物が掻取羽根に付着炭化し,長期運転の支障となったが,工業装置ではアメ状混合物を直ちに落下する方式で2週間程度の連続運転を可能にした。また,熟成は従来機械的撹伴が必要とされていたが,上方式の混合の場合は撹伴は全然不要であることが認められた。
NDC
Forestry [ 650 ]
Language
eng
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学水畜産学部
Date of Issued 1978-08-10
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 0440-8756
[NCID] AN00213563
[NAID] 40003288799