国語科「読むこと」教材のあり方 : 小中学校学習指導要領にみる教科書教材ならびに教科書外教材の位置づけの変遷を踏まえて
大和大学研究紀要 1 巻
161-171 頁
2015-03-16 発行
アクセス数 : 1070 件
ダウンロード数 : 1063 件
今月のアクセス数 : 4 件
今月のダウンロード数 : 14 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00040817
ファイル情報(添付) |
JournalYU_1_161.pdf
1.44 MB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
国語科「読むこと」教材のあり方 : 小中学校学習指導要領にみる教科書教材ならびに教科書外教材の位置づけの変遷を踏まえて
|
タイトル ( eng ) |
Effective Usage of Materials for Japanese Language Education to Develop Learners' Reading Skills : Reviewing the Changes of Roles of Textbooks and Other Materials in the Courses of Study for Japanese Language Education at Primary and Lower Secondary Schools
|
作成者 |
舟橋 秀晃
|
収録物名 |
大和大学研究紀要
Journal of Yamato University
|
巻 | 1 |
開始ページ | 161 |
終了ページ | 171 |
抄録 |
本論では,「読むこと」教材を教科書のみに頼る授業が今も多い中,教科書外教材も生かす授業づくりのために,教科書教材・教科書外教材の位置に関する小中学校学習指導要領の変遷と過去の議論での論点を調べ,今後の検討の方向性を示した。
学習指導要領上は1947年版試案から1968-69年版まで,多様な図書等・資料の使用を求める文言があった。1998年版以降は教材種別が再び多様に示されたが内容・形式両面で以前とは違いがあり,経験主義の復活ではなく社会的構成主義の影響と見なすべきである。 『国語教育基本論文集成』第7巻(明治図書)所収の36論考に見られる戦後の議論には,教材の系統化を一層求める主張と,教科書外からの教材の追加や学習者の言語生活に沿った教材の多様化を一層求める主張の両方がある。ただしいずれの主張も同じヴィゴツキー理論の影響下にあるため,両立にはその理論の受容のあり方を検討する必要があろう。 |
著者キーワード |
系統化
多様化
経験主義
社会的構成主義
ヴィゴツキー
|
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 学術雑誌論文 |
出版者 |
大和大学
|
発行日 | 2015-03-16 |
権利情報 |
Copyright (c) 2015 by Author
|
出版タイプ | Author’s Original(十分な品質であるとして、著者から正式な査読に提出される版) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 2189-020X
[URI] http://www.yamato-u.ac.jp/research/bulletin.html
[NAID] 120005829529
|