Electrical shocking effect on larvae of balanus
広島大学水畜産学部紀要 4 巻 1-2 号
1-6 頁
1962-12-20 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( eng ) |
Electrical shocking effect on larvae of balanus
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タイトル ( jpn ) |
フジツボ幼生に対する電撃の効果
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作成者 |
Takesita Isao
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収録物名 |
広島大学水畜産学部紀要
Journal of the Faculty of Fisheries and Animal Husbandry, Hiroshima University
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巻 | 4 |
号 | 1-2 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 6 |
抄録 |
海水中の付着生物を除く研究の一つとして,フジツボ幼生(シプリス)に電撃を加え麻庫致死させる万法を実験した.水槽中の魚に電撃を加えた場合の魚の反応については従来多くの研究結果が報告されている.しかし顕微鏡的小動物に対する電撃効果については殆んど報告されていない.
フジツボ幼生に対し蓄電器放電による電撃を加えるとき限界電界値以上の場合は麻庫による異常な変形が起りその特異な変形をしたものは2日後にも尚生き返るものがなく死と判定できたので,此の変形をもって麻庫による致死と簡単に取扱うこととしてその麻庫を引起す最低電界値と通電時間との関係を明らかにした.此の結果双曲線を得たので通電時間の逆数を用いて同じ関係を直線関係に改め,回帰直線を求めた.此の結果は水槽中の魚に同種の電撃を加えて得られた感電或は麻庫の最低電界値と通電時間との関係と全く同種のものであることが明らかとなった.フジツボ幼生は体長が短かいため麻庫致死の最低電界値は異常に高くこのままの万法を大量の海水に用いて幼生を死滅させるには莫大な電力量を必要とする.フジツボ幼生の付着を電撃によって防ぐには幼生付着直後の壁に電撃を適用するのが一つの有利な万法と思われる。 Relation between the critical voltage gradients and the time of duration of the current generally known as "half value time" to cause a larva to death was studied.
And a potential curve and a regression line representing the relation between the minimum voltage gradients to cause a cypris larva of Balanus to death and stimulative periods were obtained. These results obtained for microscopic animals were similar to the results obtained by many authors for a fish except that the values of the critical voltage gradients were greater in the former. |
内容記述 |
I am indebted to the Ministry of Education for the research grant.
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NDC分類 |
動物学 [ 480 ]
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言語 |
英語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学水畜産学部
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発行日 | 1962-12-20 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 0440-8756
[NCID] AN00213563
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