心意伝承論の国語教育への展開とその可能性 : 「児童の言語生態研究会」の俳句創作指導を事例として <論文>
初等教育カリキュラム研究 3 号
49-60 頁
2015-03-31 発行
アクセス数 : 983 件
ダウンロード数 : 949 件
今月のアクセス数 : 0 件
今月のダウンロード数 : 4 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/36860
ファイル情報(添付) |
JEEC_3_49.pdf
1.42 MB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
心意伝承論の国語教育への展開とその可能性 : 「児童の言語生態研究会」の俳句創作指導を事例として <論文>
|
タイトル ( eng ) |
The Possibility of Developing the “Image-Folklor” to the Language Arts : A Practical Lesson of Haiku by ‘Pedagogical Association for Children’s Linguistic Ecology' as an Example <Research Article>
|
作成者 |
秦 恭子
|
収録物名 |
初等教育カリキュラム研究
Journal of elementary education and curriculum
|
号 | 3 |
開始ページ | 49 |
終了ページ | 60 |
収録物識別子 |
[PISSN] 2187-6800
[NCID] AA12611299
|
抄録 |
上原輝男は心意伝承論の国語教育への展開によって,今日の子どもたちの自信の欠如や人間関係に対する不安の強さなどの問題への対応を試みていた人物である。しかしその実践で採られている教材や方法の多くは,具体的にどのような心意伝承研究に由来するのかが不明であり,他に開かれたものとなっていない。
そこで上原が主宰していた「児童の言語生態研究会」の俳句創作指導をとり上げて考察しその教材や方法の背景にある心意伝承論的な観点を推測して,心意伝承論を国語教育へ展開する道程を探った。その結果,上原が心意伝承の具象を教材化することによって子どもたちの「意識」と「普遍的無意識」との間に通路を聞き,普遍性と独創性を兼ねそなえた創造活動を導いていたことが判った。またそうした実践の積み重ねが,子どもたちの内に他者との連帯感と自己同一感とを同時に叶え,創造力や自己成長力を育むことへつながる可能性が見出された。 |
著者キーワード |
心意伝承
普遍的無意識
上原輝男
児童の言語生態研究会
俳句創作
|
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科初等カリキュラム開発講座
|
発行日 | 2015-03-31 |
権利情報 |
Copyright (c) 2015 広島大学大学院教育学研究科初等カリキュラム開発講座
|
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 2187-6800
[NCID] AA12611299
|