家庭科における子どもの「つまずき」要因の検討 : 大学生の学習経験をもとに <論文>

初等教育カリキュラム研究 1 号 69-79 頁 2013-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル ( jpn )
家庭科における子どもの「つまずき」要因の検討 : 大学生の学習経験をもとに <論文>
作成者
小林 歩
収録物名
初等教育カリキュラム研究
Journal of Elementary Education and Curriculum
1
開始ページ 69
終了ページ 79
収録物識別子
[PISSN] 2187-6800
[NCID] AA12611299
抄録
本研究は,家庭科における「つまずき」の実態を把握し,家庭科を学習するうえでの「つまずき」の要因及びその構造を検討することを目的とした。

研究方法はH大学教育学部の大学生を対象に家庭科の「つまずき」に関する質問紙調査を実施し,KJ法を用いて分析した。その結果,家庭科の学習項目の中でも,ミシンの使い方,玉結び・玉どめ,栄養教育の順につまずく頻度が多かった。それらの「つまずき」の要因としては①授業の前提となる知識・技術の不足②学習者の内的原因③不適切教材④教師の不適切な指導方法⑤学習機会が確保できないこと⑥学習意義の未理解⑦生活への一般化の7つに分類された。そのうち,「学習意義の未理解」「生活への一般化」は家庭科独自の要因と捉えられた。
著者キーワード
家庭科
「つまずき」の状況
「つまずき」の要因
独自性
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学大学院教育学研究科初等カリキュラム開発講座
発行日 2013-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 2187-6800
[NCID] AA12611299