自然保護区における「コア施設」の役割 : 山陰中央地域を事例として <論文>

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タイトル ( jpn )
自然保護区における「コア施設」の役割 : 山陰中央地域を事例として <論文>
タイトル ( eng )
Role of "Core-Facility" in Nature Reserves : Case Study in San'in Central Region <Article>
作成者
小出 美由紀
収録物名
広島大学総合博物館研究報告
Bulletin of the Hiroshima University Museum
5
開始ページ 7
終了ページ 19
収録物識別子
[PISSN] 1884-4243
[EISSN] 1884-3999
[NCID] AA12459864
抄録
日本の自然保護区では,地域の自然資源管理をめぐって多くの利害関係者(ステークホルダー)が存在する。そのため,さまざまな主体が関与し協働しながら管理していく必要性が指摘されている。本稿では,自然保護区における「コア施設」という存在に注目した。山陰中央地域を事例に,「コア施設」の活用実態とその場に関わる各ステークホルダーとの関係を明らかにし,コア施設が果たす役割について考察した。「コア施設」に求められる役割として,「保全・保護」「普及・教育」「地域振興・観光」の3 つの働きがあることがわかった。これらの働きは地域の6 つのタイプのステークホルダーとの関係のもとで果たされていた。
In the nature reserves of Japan, there are many stakeholders present; therefore, the various stakeholders need to manage the natural resources. I focused on the role of core facilities in the nature reserves. The purpose of the study is to clarify the utilization of core facilities in an actual situation in San'in central region and the relationship between the stakeholders involved in the field. It was found that the roles of the core facilities are "conservation and protection," "dissemination and education," and "regional development and tourism." The six local groups of the stakeholders fulfill these three roles.
著者キーワード
自然保護区
自然資源管理
コア施設
ステークホルダー
山陰中央地域
NDC分類
公害・環境工学 [ 519 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学総合博物館
発行日 2013-12-25
権利情報
Copyright (c) 2013 広島大学総合博物館 Hiroshima University Museum
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 1884-4243
[NCID] AA12459864