看護師を対象としたATQ-R (Automatic Thoughts Questionnaire -Revised)短縮版作成と信頼性・妥当性の検討 <原著>
広島大学保健学ジャーナル 11 巻 1 号
20-28 頁
2012-12-31 発行
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種類 :
全文
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タイトル ( jpn ) |
看護師を対象としたATQ-R (Automatic Thoughts Questionnaire -Revised)短縮版作成と信頼性・妥当性の検討 <原著>
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タイトル ( eng ) |
Development of as horter version of the Japanese version of ATQ-R (Automatic Thoughts Questionnaire-Revised) for nurses: examination of reliability and validity <Original Articles>
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作成者 |
大植 崇
中谷 隆
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収録物名 |
広島大学保健学ジャーナル
Journal of health sciences, Hiroshima University
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巻 | 11 |
号 | 1 |
開始ページ | 20 |
終了ページ | 28 |
抄録 |
[目的]:看護師のパーンアウトにおける認知療法の有効性を評価するためには自動思考効果を簡便に測定できる尺度が必要である.本研究の目的は,自動思考効果を測定するAutomatic Thoughts Questionnare-Revised (A TQ-R)の臨床での汎用性を高めるため, ATQ-R邦訳版の短縮版を作成し,その信頼性と妥当性を検討することである.
[方法]:急性期医療を行う5病院に勤務している看護師700名を対象に,自動思考を測定する3因子38項目の ATQ-R邦訳版で測定をした.併せて, ATQ-R邦訳版の短縮版における併存的妥当性を検討するため,日本語版パーンアウト尺度の回答を求めた. [結果]:有効回答数は,欠損値・外れ値を省いた541名<男性21名,女性520名>であった. ATQ-R短縮版の項目を選定するために, ATQ-R邦訳版の38項目の回答について,項目分析と探索的因子分析を行い, 「将来に対する否定的評価」6項目, 「自己に対する非難」6項目, 「肯定的思考」6項目の3因子からなる18項目を選定した. 3つの因子のそれぞれの項目の内的整合性を表すα係数は0.81-0.91であった.確認的因子分析を行い,適合度は GFI =0 .92,A GFI =0 .90,R MSEA =0 .05,パス係数は0.51-0.84であった. ATQ-R短縮版3因子と日本語版パーンアウト尺度の3因子との問には有意な相聞があった. [結論]:看護師を対象にしたATQ-R短縮版の信頼性と妥当性が確認された. |
著者キーワード |
看護師
自動思考
ATQ-R短縮版
nurse
automatic thoughts
shorter version of ATQ-R
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NDC分類 |
医学 [ 490 ]
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学保健学出版会
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発行日 | 2012-12-31 |
権利情報 |
Copyright (c) 2012 広島大学保健学出版会
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出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1347-7323
[NCID] AA11601063
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