序論 ペスタロッチー研究の視点と方法に関する諸問題 / p1
第I部 ペスタロッチーの宗教把握と教育思想の展開 / p11
　第一章 ペスタロッチー教育思想の基礎 / p11
　　第一節 問題としての「近代」 / p11
　　第二節 近代教育思想の諸前提 / p16
　　第三節 陶冶思想の伝統の中のペスタロッチー / p24
　　第四節 教育の基礎としての宗教と社会 / p36
　第二章 ペスタロッチーにおける両極的宗教把握の成立 / p45
　　第一節 18世紀における新プロテスタンティズム / p45
　　第二節 敬虔派との交わり / p49
　　第三節 宗教への懐疑と新たな信仰確信 / p53
　　第四節 両極的宗教把握と人間学 / p58
　第三章 両極的宗教把握と教育思想の展開 / p73
　　第一節 実践の中での教育思想 / p73
　　第二節 合自然の教育思想 / p78
　　第三節 「メトーデ」批判とその変容 / p87
　　第四節 基礎陶冶の理論と実践 / p103
第II部 ペスタロッチー教育思想の受容に関する諸問題 / p131
　第四章 イヴェルドンにおけるフレーベルとペスタロッチー / p131
　　第一節 イヴェルドン滞在までのフレーベル / p131
　　第二節 イヴェルドン滞在前期のフレーベル / p133
　　第三節 学園及びペスタロッチーとの対立 / p137
　　第四節 ペスタロッチーのフレーベル批判 / p144
　　第五節 両者の対立の教育思想史上の意義 / p153
　第五章 シュライエルマッハーのペスタロッチー教育思想の把握 / p161
　　第一節 シュライエルマッハーの教育把握の特質 / p161
　　第二節 交わりとしての教育把握 / p167
　　第三節 基礎的メトーデと産業教授 / p169
　　第四節 基礎陶冶の理念 / p173
　　第五節 両者の思想的関係の教育思想史上の意義 / p176
結論 現代におけるペスタロッチー教育思想の意義 / p181
参考文献表 / p186