意味の探求を通じて,主体的問題解決につなげる公民科授業開発 : 財政赤字・累積債務問題を通じて <第2部 教科研究>

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タイトル ( jpn )
意味の探求を通じて,主体的問題解決につなげる公民科授業開発 : 財政赤字・累積債務問題を通じて <第2部 教科研究>
作成者
収録物名
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
48
開始ページ 183
終了ページ 188
収録物識別子
[PISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014
抄録
主体的に社会問題を解決できる能力・態度を育成し,人間としての在り方・生き方について考える力の基礎を養うことを,公民科の目的とすべきだとされる。本稿では,この目的を実現し,学ぶ意味を見いだしやすくするために,いかなる視点で授業づくりを行えばよいのかを考察する。①現代社会の授業で扱う事柄を,社会問題として学ぶことや,②社会の仕組みを様々な可能性のなかから選択されたものであると見なし,③現代社会の仕組みを「所与のもの」とせず,固定化しないことが必要である。これら三つの視点によって,自分の考え方を提示し,批判し,自らがよりよいと考える選択肢を根拠を持って選ぶことのできる能力を育成しやすくなるだろう。

本稿では以上のことをふまえ,財政赤字・累積債務問題を取り扱った学習指導案を開発する。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学附属福山中・高等学校
発行日 2008-03-20
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014