役割行動を学ぶバレーボールの授業研究 : 4対4のメインゲームを通して <第2部 教科研究>

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ファイル情報(添付)
タイトル ( jpn )
役割行動を学ぶバレーボールの授業研究 : 4対4のメインゲームを通して <第2部 教科研究>
作成者
児玉 隆弘
平山 雄造
収録物名
中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校
51
開始ページ 237
終了ページ 246
収録物識別子
[PISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014
抄録
バレーボールのゲームにおいて,その本質的な楽しさは「意図的なセットを経由した攻撃」が展開されることであろう。そこで必要とされるのは,「ボール操作技能」だけではなく,ゲーム中に各プレーヤーがどの「役割」を担って何をしたらよいかという「判断に基づいた行動」である。この「役割行動」を学ぶ授業のあり方を求めて,ゲームで「意図的なセットを経由した攻撃」をすることを目標に,チーム毎にドリル練習,タスクゲーム,4対4のメインゲームを行った。その結果,ゲームに必要な技能は何か,という視点で意欲的にアドバイスし合いながら練習に取り組み,意図的なセットを経由したラリーを展開することができた。また,ゲーム中にサービスレシーブがセッターに返球されない場面でも,状況に合わせて「役割」を変化させて,攻撃を組み立てることができた。これは,「役割行動を理解し,それを成し遂げよう」とした成果であるといえる。
NDC分類
教育 [ 370 ]
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
広島大学附属福山中・高等学校
発行日 2011-03
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
収録物識別子
[ISSN] 0916-7919
[NCID] AN00146014