Expressions of "Route" in Modern Greek <ARTICLES>
プロピレア Issue 5
Page 62-74
published_at 1993-12-25
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File |
Propylaia_5_62.pdf
361 KB
種類 :
fulltext
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Title ( eng ) |
Expressions of "Route" in Modern Greek <ARTICLES>
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Title ( jpn ) |
現代ギリシャ語における「通過」表現
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Creator |
Tachibana Takashi
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Source Title |
プロピレア
ΠΡΟΠΥΛΑΙΑ
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Issue | 5 |
Start Page | 62 |
End Page | 74 |
Journal Identifire |
[PISSN] 0915-7425
[EISSN] 2759-6494
[NCID] AN10424929
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Abstract |
現代ギリシャ語では、ある場所の通過を表現するのに最もよく用いられる動詞はπερνώ「~を通る」であり、その通過場所は前置詞από+対格名詞によって表示される。しかし、この動詞は、前置詞σε+対格名詞や前置詞なしの対格名詞とも結合し得る。本稿の第一部では、これら三つの結合価タイプがπερνώと共起する場合、どのような意味論差異を示すのかという問題が検討される。前置詞από又はσε+対格名詞の場合は、それぞれの前置詞の基本義が動詞句全体の意味解釈に適用され、対格名詞のみの場合は、από+対格名詞の意味と類似しているけれども、通過点と動作の終了点との関係が異なっている点が示される。
第二部では、通過場所をより細かに規定して表現する場合(基準点の「上部」の移動、「前部」の移動等)、先に検討した三つの結合価のうちどれが許され、どのような意味的差異が含まれているのかが分析される。περνώ+空間の副詞(πάνω「上に」、μπροστά「前に」等)という結合パターンに後続し得るのは、σε+対格名詞とαπό+対格名詞であり、(前置詞なしの対格名詞は統語上の制約により、受け入れられない)、両者の意味差異は、両前置詞の基本義の差異に平行している。さらに複雑な、「基準点上部に接触した移動(例えば、「橋の上を通る」)」といった状況の表現では、「通過点」という意味条件(απόを支持)と「接触」という意味条件(σεを支持)とが衝突するが、実際には前者が優先され、απόが選択される。 |
NDC |
Other minor languages [ 890 ]
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Language |
eng
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Resource Type | journal article |
Publisher |
ギリシア語・文学研究会
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Date of Issued | 1993-12-25 |
Rights |
Copyright (c) 1993 ギリシア語・文学研究会
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Publish Type | Version of Record |
Access Rights | open access |
Source Identifier |
[ISSN] 0915-7425
[NCID] AN10424929
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