子どもの科学的な学びを創造する理科授業に関する研究(2) : 「水のすがたとゆくえ」の単元を事例として
学部・附属学校共同研究紀要 40 号
213-218 頁
2012-03-26 発行
アクセス数 : 1447 件
ダウンロード数 : 451 件
今月のアクセス数 : 7 件
今月のダウンロード数 : 6 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/32649
ファイル情報(添付) |
AnnEducRes_40_213.pdf
509 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
子どもの科学的な学びを創造する理科授業に関する研究(2) : 「水のすがたとゆくえ」の単元を事例として
|
タイトル ( eng ) |
A study on science teaching for children's scientific learning : A case of the unit "Changes of water state"
|
作成者 |
升岡 智子
|
収録物名 |
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
|
号 | 40 |
開始ページ | 213 |
終了ページ | 218 |
収録物識別子 |
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
|
抄録 |
本研究では,将来,子どもたちが自分の力で科学的な学びを創造していくことを見据え,第4学年において「子どもが自分で見つけた疑問を,クラスの仲間と話し合いながら科学的な方法で解決していく」ことを目標として効果的な指導法を開発していくことを目的とした。新しい科学的概念を獲得していくことは,子どもたちにとって一定の困難を伴うことであると思われるが,子どもたちはこの概念の獲得への接近を可能にする,たくさんの問いや手かがりを潜在的にもっている。子どもたちのもつそうした問いと手がかりを学びの場へと誘っていくために,「①子どもたちが見出した問題をもとに,子どもたちが主体となって課題を作る。」「②子どもたちによるグループ毎の実験計画立案及び実験実施と,実験結果をもとにした全体での交流を行う。」ことを方略とし研究を行い,子どもが主体となった課題づくりや実験計画や実験実施において,一定の成果をあげた。しかし,同時に,子どもの理解のレベルや可能性を踏まえながらより本物の問いへと高めていくことや,より検証可能な問いを構成できる力を中学校理科との連携を視野に入れながら計画的に育てていくことなどの課題も見いだされた。
|
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学学部・附属学校共同研究機構
|
発行日 | 2012-03-26 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679
|