「わかる」ことの位置づけを明確にした体育科授業づくり : フラッグフットボール教材における言語活動の充実を図る手立てに焦点を当てて

学部・附属学校共同研究紀要 Issue 40 Page 129-134 published_at 2012-03-26
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File
AnnEducRes_40_129.pdf 751 KB 種類 : fulltext
Title ( jpn )
「わかる」ことの位置づけを明確にした体育科授業づくり : フラッグフットボール教材における言語活動の充実を図る手立てに焦点を当てて
Title ( eng )
Production of physical education lesson which clarified positioning of understanding.
Creator
Yamasaki Rie
Murai Jun
Source Title
学部・附属学校共同研究紀要
THE ANNALS OF EDUCATIONAL RESEARCH
Issue 40
Start Page 129
End Page 134
Journal Identifire
[PISSN] 1346-5104
[EISSN] 2435-9041
[NCID] AA11551679
Abstract
2011年より実施された学習指導要領では,学習活動の基盤となる言語に関する能力の育成を重視している。体育科の基本方針においても「集団活動や身体表現などを通じてコミュニケーション能力を育成する」,「筋道を立てて練習や作戦を考え,改善の方法などをお互いに話し合う活動などを通じ論理的思考をはぐくむ」とあるように,言語活動の必要性を唱う。

運動学習において,技術を提示するだけでは運動は習得されない。運動学習で大切なことは,教師自身が子どもの動きに,どんな感じで動こうとしているのか(動きの意味構造)を見抜き,子どもに必要な運動感覚能力を育てるための動きの課題や道しるべとなる指導を行うことである。本研究では,指導の際,最も有効な手立ての一つになる言語に焦点を当てる。ここでは,フラッグフットボールにおける言語活動を充実する手立てを,授業実践を通して明らかにしたものである。具体的には,フラッグフットボールで動きを発生・修正・洗練させるための動感言語を授業実践のなかで収集・検証し,動きをつくる効果的な言語(擬音・タクト的表現・かけ声など)を明らかにすることを試みた。
NDC
Education [ 370 ]
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
広島大学学部・附属学校共同研究機構
Date of Issued 2012-03-26
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Source Identifier
[ISSN] 1346-5104
[NCID] AA11551679