特別支援学校(聴覚障害)中学部における理科教育上の取り組みについて : 担当教員に対する質問紙調査をとおして <原著>
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要 8 号
15-20 頁
2010-03 発行
アクセス数 : 2120 件
ダウンロード数 : 1514 件
今月のアクセス数 : 4 件
今月のダウンロード数 : 4 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.15027/32319
ファイル情報(添付) |
CSNERP_8_15.pdf
340 KB
種類 :
全文
|
タイトル ( jpn ) |
特別支援学校(聴覚障害)中学部における理科教育上の取り組みについて : 担当教員に対する質問紙調査をとおして <原著>
|
タイトル ( eng ) |
A Questionnaire Survey on Science Education at Deaf Junior High Schools <Original Articles>
|
作成者 | |
収録物名 |
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要
The Bulletin of the Center for Special Needs Education Research and Practice Graduate School of Education, Hiroshima University
|
号 | 8 |
開始ページ | 15 |
終了ページ | 20 |
抄録 |
全国の特別支援学校(聴覚障害)中学部の理科担当教員を対象として,教育上の取り組みに関する質問紙調査を実施した。質問紙は,1)教職経験年数,2)手話の使用,3)視聴覚機器・教材の使用,4)理科用語の定着,5)指導が困難な単元,6)授業形態,7)学習活動の展開にあたってとくに重視していること,に関する内容をもとに構成された。調査結果より,教員の異動サイクルの短さ,理科用語を手話表現する際の困難とくに指導が困難な単元,在籍生徒数の少なさや学力差に起因する集団形成の困難などが示された。聴覚障害生徒の理解を深める手だてとしては,現象のイメージ化や思考の深化のための視聴覚機器・教材の活用,直接体験の機会確保,結果の予測や規則性の発見にむけた観察・実験の積極的導入などが多くあげられた。今後は,生徒の科学的リテラシーの育成にむけて,観察や実験から得られた情報を論理的に記述するための系統的指導法について検討する必要性が考えられた。
|
著者キーワード |
特別支援学校(聴覚障害)
中学部
理科教育
|
NDC分類 |
教育 [ 370 ]
|
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター
|
発行日 | 2010-03 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
収録物識別子 |
[ISSN] 1883-5406
[NCID] AA12383831
|